最弱スライムのはずが物理効かねぇ・・・どうしよう
「何あれ?きもい初めて見たぁ」
マイさんがポカァ~ンと眺めている。
「あれは、スライムと言って・・・とある小説のポピュラーなモンスターだよ~。こっちの世界には居ないはずなんだけど・・・」
「すらいむ?ポピュラー?なにそれ?」
マイさんが不思議そうにしている。確かに見たことない物はキモイだろうな、実際あんな生物は居たようなアメーバ?かな実際地球のテレビで見たことがある。しかも、視認できるデカいのも居るらしい。(多分ね)
「もう、さっき大技使ったから今日使えないよ・・・どうしよう」
落ちてるAKを拾い、安全装置をはずし撃つ!!!!
「パパパパパパパ!!!!」
撃ちぬいたが・・・・すべて貫通してノーダメージ。
「うわぁ~ん!効かないよ~マイさん(泣)」
信じられないスピードで襲ってくる。マイさんを抱えバックからバイクをだし逃げまくる。
どか~ん!!がしゃがしゃ~!!
建物壊すごとに大きくなっていく佐藤、あいつ知能残ってるのかな?
「ねぇ、追いかけて来るよ~!!」
「あいつ、俺を殺すことだけを執念に追いかけて来るみたい!!このままじゃ街が壊れる!!」
ピロピロ~♪
デバイスから、音楽?流れてきてスイッチを押すと・・・
『パパァ~お困りですか?』
シャールの陽気な声が聞こえてくる。
「いいところに!スライムに襲われてるんだけどどうしたらいい?」
焦り焦り話す。
『あ~なら、タイミングいいところで止まってデバイスに『超アイススト~ム』と叫んで、そして凍ったらトンカチでたたいてみて~』
軽~く言ってくるけど効くのかね?てか、分裂して増えないかな?
「もしも、溶けて復活はないよね?」
『・・・あるかも、初めてのタイプでこっちにはスライムなんていないし・・・核があるかもわからないし・・・なら!『超ファイヤストーム』といって、動けない所を蒸発させる案はどうかな?』
「よし、考えてる暇はない!その案で行こう」
みんなの避難先から反対の、門を抜け平原に手バイクを止め。
『超アイスストーム』
恥ずかしいいいいいいい!!
バキバキと凍りながら迫ってくる!触手を伸ばすが『パキパキ』いいながら崩れていく。
「ふぇ~すごい威力だ!どこからこんな威力出るんだ?」
考えてると。
『パパの魔力だよ、自分でもわかってるでしょ!ほら、次の魔法!復活してるよ』
おっと!
『超ファイヤストーム』
まじはずかしい。
お~!じゅ~じゅ~蒸発している!
何回もかけてやる!!『超ファイヤストーム』『超ファイヤストーム』『超ファイヤストーム』何回もかけたw
どのくらいたっただろうか、なんだか呆気ないというか・・・最後はこんなもんだよな。
そこには、もう地獄の血の池みたいに真っ赤にグツグツと煮えている。
「どうしよう、マイさん僕はこのまま帰りたい気分だよ」
「ダメよ!みんなの面倒見ないと!!ここまで来たら、逃げちゃだめよ!」
「はい頑張ります・・・グスン」
嫁に怒られた。前世も今も嫁には頭あがらないのね。
「いっちょ冷やしますか~!」
シャール直伝超アイスストームをかけ急速に冷やす。
パキパキ!人型が現れた!!
「うげ!しつこいな!」
バックから、短槍を出す。
「なんd・・ぼく・ガ・・・こんなm・に」
「やりすぎたんだよ、おまえは優しい最初の嫁さんだけにしておけばよかったんだよ。男は女に優しくしないとな、もしも・・生まれ変われたら覚えておくんだな」
そのまま、近づきコンと叩くと佐藤は頭から割れていく。
「ぁぁぁぁ・・」
何とも言えない、こえで消えていく。
「くそ!生かして拷問するつもりだったのに!!」
「最後の言葉は聞かなかったことにしとくわ」
マイさんが、俺をジト目で見てくる。
「はぁ~おわった!今回死ぬかと思った!!生きててよかった!」
そのまま、街を見ると結構壊れている。
『パパ~そっちに、部隊派遣してるから再建に使ってね!!そして恩を売って・・・ムフフフ!』
『コウイチさまぁ!!このまま恩を売ってそこも、いただきましょう!』
なんか村長が不穏なことを言っている。
なんと、次の日には大型貨物トラックと輸送機がつき街の再建につくのだった。
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