襲来!屑軍団
おじいさんの、隠れ家で過ごしていると怪しい足音が聞こえてきた。
「なんか、来たみたいだ。動きやすい格好に着替えて」
バックから、パンツタイプの動きやすい格好を出し、おじいさんはこのままでいいと言って迎え撃つ、実際一人で特攻したほうが早いけど。
もしものことがあったらいけないからみんなで待機していたら
『カツン!』
早速、マイさんに攻撃が!まぁ、絶対防御で効かないけどね。
相当、暗部もあせったのか二回三回と攻撃してくるが効かないと判断したのか黒ずくめの人間が三人ほど出てくる。
「女には、傷付けるな、献上品だからな。報酬跳ね上げないといけないからな」
「ぐへへへ!依頼者の趣味は相変わらず理想高すぎじゃね?あの性悪陰湿人間は」
どうも(陰キャ)と言う単語はないみたいだ。
「依頼主は、あのここの領主もどきか?」
俺が問いかけると・・・
「依頼主は明かさない事にになってる。ガハハハッでも、女以外は死んでもらうがな!」
一般人には見えないほどのスピードで俺の後ろに来る!
「死にな!」
リーダー格の男が緑に鈍く輝くダガーが首に、襲い掛かる!!
が届かない、マイさんが正拳付きでリーダー格が吹っ飛ぶ!!
「ぐぼっ!」
周りの男どもが、あんぐりと口を開けている。
ウンうちの嫁さん強いよ。
「この屑が!うちの旦那に手を出すなんて100年早いよ!」
そのまま、飛び蹴りしてリーダー格沈黙・・・ありゃリアルに死んだな。
「おい!リーダー死んだぞ!あの女強すぎるだろ!にげるか?」
部下AがBに言っている。
「ばか!逃げたらギルドの連中に殺されるぞ!あの爺さんを狙え!元領主だ!」
Bが、お爺さんに突っ込む・・・が頭に、俺愛用のエストックが刺さる!
「あががが??」
Bは、意味も分からず倒れていく。逃げを決めていたAは、間髪逃げるが落ちていた吹屋を投げる。
『プス』
あらわになってた首に刺さって倒れた。
「めっちゃ効くね!これが、マイさんに刺さってたら俺発狂してたよ」
そのまま、マイさんを抱きしめる。
「おい、この暗殺者死んでるぞ」
なんて吹矢を向けてんだよ、うちの可愛いマイさんに。
「よし!今から、突入してくるわ!もう、海には行けないけど・・・ごめんね。このままだと、事後処理も時間が掛かるから・・・」
申し訳ない気持ちで下を向いてると。
「大丈夫よ、そんなあなたが好きなの・・・これは、私の為にしてくれてることでもあるし…海は逃げないわ!」
「うん、早く済ませるよ。この件が終わったら、大事な話があるんだ。聞いてくれるかな?」
そう、俺が転生者で、マイさんが知っているギルは、俺の奥底で眠っているかもしれないことを伝えなければならない。
信じてくれるか、それとも嫌われるか。
受け入れてほしいな。
「じゃぁ、行ってきます」
マイさんのおでこにキスをして、闇に消えていく。
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