戦闘民族ローグ
俺の名は、ローグ獣人だ。人間にとらわれ兵士として生きてきた。
戦争のたびに駆り出され勝利のたびに、人間たちは略奪を行い老人は殺され、男たちは鉱山などの肉体労働や俺たちと同じ奴隷兵士に仕立てられた。
女たちは、犯され集められ奴隷商に行く、子供たちも見目麗しいなら、金持ちに売られるが・・・さらに恐ろしいのは実験にされることだ。その現場を見たことい・・・聞いた話だが、絶対恐ろしいことだ。
その光景を見るたび、人間の恐ろしさを思い知る。まだ、昔知り合った魔族のほうがまだ温厚で優しい。
そんな生活していたが、とある国に攻めたときに敗北し囚われ命はないだろうと逆に、これで死ねると安堵したが、スカウトしてきた。
もちろん、断ったが一度この街を見てみろと言うから見て回ったら、多種多様な種族が生活をしていた。
その光景をみて屋敷に戻ると、ここの領主がこの国の現状を説明してきた。
いまの、本当の王は不在であること種族の壁を壊し手を取り合うための国にしたいらしい。
しかも、ここまで発展できたのは、その王の知恵を、教えていただき、ここまでできたらしい。
そう、すべて『らしい』なのだ。
俺は信じない、ただの人間たちに、獣人・亜人の差別されてた事は忘れない。
そして、とうとう会う時が来た。
各大臣を集めた集会で、現れたひょろい子供・・・馬鹿にしてるのか!!
よしここで、ばかにされたら又みんなが、差別・無理強いされないように、俺が一発かましとくか!!
そして、脅してやったらいきなり、首に尖った何かが刺さった!!しかも、急所ぎりぎりに・・・
超怒ってる!確かに、なめられないようにしただけなのに、こんなひょろい子供が・・・怖い本能が危険を生命の危険を警告している。
ごめんなさい。もうしません。突き飛ばしてごめんなさい。
放心している間に次の朝になってた。
うん、これは夢だったんだ、あんな小さい子供が俺を圧倒するわけがないよな、よし部下たちの訓練しに行かなきゃ。
数日は平和だった・・・が来た!!!コウイチ様と言うらしい、近づいてきた・・・あの時の恐怖が。
ブルブル震えるからだが、そして意識をなくした。
よこで何か言ってるようだが、また夢を見ているようだ。
そのよこで、部下が俺をかばっている。やめるんだ!!かかわってはいけない。心で叫ぶが、声に出ない。
部下が、殴りかかっている!ぶっ飛ぶ。
今度は、夫人に殴りかかる!腕がぶっ飛ぶ!
『あああああああ!!動け動け!!!』
クラーク殿が、説得しえくれている。
影殿が、ブチ切れている、弱いと思っていた三人がここ迄強いとは!!
『逃げたら!俺は屑になってしまう!!』
部下を、みんなを守るんだ!!!
やっと動いた、おれはコウイチ殿の前に跪いて懇願した。
そしたら、この前の、お怒りは何だったんだろうかと思うほど、温厚に答えてくる。
どうも身内に、手を出したことに怒ったらしい。
そして、俺も身内と認めてもらった。これからは、二度と馬鹿なことはしません。忠誠を誓います。
王は、これからもよろしくと軽く答えてくれたけど・・・裏切ったらどんな目に合うか、今度からは見た目で判断しないことを誓う!!
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