02
約束したから
出会ったときから
破滅の未来を予感していても
想いあう 心
止める事ができなかった
凍てついた世界に 二人だけの世界
完成していた あの優しい時間を もう一度
手をのばせば いつだってこの冷たい手 つかんでくれた
笑いかければ いつでも微笑みを かえしてくれた
――あなたの思いの炎が私の心をとかしてくれる
――あたたの心の温もりが私の心をあたためてくれる
――でもやっぱり 共には生きられなかった
――私は氷 あなたは炎
いつまでも いつまでも 待っているよ
たとえあなたがもう命尽きていても
この終わった世界で ずっと
詩集 凍てつく世界で待ち続ける少女 仲仁へび(旧:離久) @howaito3032
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます