応援コメント

トンベンマガスガトリクト ウゴカッタンさま」への応援コメント

  • KOです、いやそりゃあ、自分のある意味での初連載小説作品をここまでじっくりパンチしていただいたら、もうお肉が柔らかくなるどころかハンバーグになってしまいます。
     はい、実を言ってこの世界はかなり歪なものでした、現代用いられる言葉とはだいぶ意味が変わりますが、(日本が滅んだ未来のお話しですから)文民統制シビリアンコントロールと呼ばれるもので文士を優遇することである意味、世界の均衡は保たれてるようでありましたが、それは同時に文書を管理しあるいはシナリオを紡ぐものの好きに世界が動かせるということです。
     この意味に関して結構、重いものを感じますね、まずは文士自体を王にすえたら、その時点で世界は彼らの自由にされてしまいます、でも文士にも弱点はあります、つまり自分を被写体にして文を紡げるのか? という問題なんです。 見たもの聞いたものを書くことは出来るし、自分の興味や日々の仕事、書類管理などなら割と楽にできますけど、物語の主人公に物語を書くもの自身は自分はなれるのか? これがある意味、最大の疑問点でした。 結果として残ったのは悪竜。
     誰かの物語を書くこと、あるいは何かのテーマで書くことこれがある意味、話を書くときの基本になるのですが、それに従わずに自由に書けたなら自分は文字を綴りながら主人公でいられるのではないかと、必死に追い続けた時間が悪竜使いの物語というものになります。
     当然、地の文が主人公ということもあるのですが、文を書くということをしながら主人公になれるかというと、文士という職業がある意味、一人称視点の邪魔になっていたのかもですね、そこがなんか本当にややこしい。

     長くなりました、またしても悪文というものを書いてしまった感じはありますが、要するにこれが悪竜を育てるのには丁度良かったのだという具合で、今回はしめとしていただきます。

     トンベンマガスガトリクト、お楽しみいただけて幸いです。

    作者からの返信

    確かに、文士さんが一人称で描いたらどうなっちゃうんでしょうね。
    展開や結末を自分で決められるのだから、悲惨な結果やピンチは描けない……? いや、燃える人もいる?

    物語を書くとはどういうことか、文章で描写するとはどういうことか、久しぶりに真面目に色々考えました。

    ありがとうございました。