第64話 [氷と戦鎚]
―色葉視点―
私と律ちゃんで扉の中に入り、少し奥へと進んでみた。
「あ!
「わぁ、ほんとだね。なんだろう?」
目の前には巨大な木があり、そこから何かが垂れ下がっているように見える。
『ここまで来るとは……愚かな』
「わぉ! 木が喋った!」
「か、鑑定してみよっ! 【鑑定】!」
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体力/50
魔力/41
攻撃力/40
防御力/8
速さ /52
幸運/-11
[スキル]
【豆爆裂】【もやし生やし】【拘束】
【再生】【発光】
説明:枝豆が呪いで肥大化したもの。
枝豆が破裂すると、そこからさらに細かな枝豆となり地面からもやしが生える。
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「えだまめ……」
「あはっ、もやしのスキルがある〜。弱そ〜☆」
『舐めるな……俺はあの方によって、攻撃が当たらなくなっている。……お前たちは、残念だが、我が新芽たちで成敗する。【豆爆裂】!』
垂れ下がっているえだまめから緑色でツルツルな豆が大量に飛び出して、それが爆発四散した。
「みなみん下がって!」
「ひゃぁあ!!」
律ちゃんが前に立ち、背中に担いでいたハンマーでこっちに飛んできた豆を弾き飛ばした。
地面にドスっと刺さる豆の破片が少しずつ動いてるような気がする……!
『【もやし生やし】』
「うわー! 地面からもやしがッ!! 意外と鋭くて危ないね!!」
「えと、えっ、どうしようどうしよう……! う〜……これあまり使いたくないけど……。
「んっ? わかった〜!!」
地面に手をつけ、そこに冷気を集中させて一気に放出させる。すると地面が桃色の氷で覆われて、もやしが生えてこなくなった。
現実ではあまり使いたくないけど、
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みなみん
体力/68→58
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やっぱり、この氷を出すと自分の血とかも一緒に出ちゃうらしいから体力が削られちゃうな……。
真っ白な息を吐いて、凍てついた地面から手を剥がす。
『グッ……。ふむ、成る程』
「むむむ〜っ!? ビビッと来た! みなみん、いい作戦を思いついたよ!」
「ほんと!? どんな作戦?」
「にっひひ〜。天才アリアちゃん爆誕〜!」
私はアリアちゃんの作戦に耳を傾けた。
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大学始まってめちゃ忙しい中で書いた話なので、ちょっとごちゃごちゃしてるかもしれない……。
落ち着いたら書き直すかもしれません!
そして、明日の投稿をもしかしたら休むかもしれないです。申し訳ない!!!
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