第45話 [動いてないのにだるいよ〜]
ちょっと書き方変わってると思うけど、ご了承を。m(__)m
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バトロワが終了してログアウトした後、俺はベットにゴロゴロと転がりながらぼーっと天井や壁を見つめていた。
「…………(何も気力が起きぬ。そう……喋ることさえ……ね……)」
久々にあんなに感情的になった……。まあ、大事な物壊されたんだし普通は怒るよね。
反動として体は一切動けない(動かしたくない)状態になるけど。
「紅羽ー!? 2位おめでとう! すごかったじゃない!!」
姉ちゃんがドアを勢いよく開けながらそんなことを言ってきた。
「…………んー」
「? ……あー、気怠さMAXモードに入ったのね」
「ん」
流石は姉ちゃん、すぐさま俺の状態を把握したようだ。
「紅羽は2位になったし、今日は祝日でもあるし、出前でも取っちゃうわよ!」
「んっ」
今日は気前がいいな。
そっちの方が俺も全力でだらけられるから嬉しいけどね。まぁでも、姉ちゃんまで堕落したら銀水家は崩壊するな。
その後、二人で贅沢な夜ご飯を食べ、だるさMAXの俺は爆睡をするのであった。
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「……だるい……なんで今日学校あんだよ……」
「昨日は祝日だったからでしょ! ほら支度する!」
「うへ〜……動いてないのにだるいよ〜……」
「いつものことじゃない! そんでどこぞのおじさんみたいなこと言わないの!!」
イベントから一夜明けたこの日はまだ学校がある。なぜ学校があるのか。
祝日と休日で挟まれてるんだし、オセロ方式で全部休みにしてくれてもいいじゃないか。
そんな俺の嘆きは姉ちゃんの一喝で全て掻き消されてしまうんだけどな。
「い……行って、くる……。俺は……今から地獄に行ってくるんぜ……」
「行ってらっしゃい。気をつけるのよ? フラフラして車に轢かれないでよ?」
「うぃ……」
いーなー、姉ちゃんは今日大学休みだ。
俺も休みたい……。『姉が大学だから俺も休みます』って言ったら先生許してくれるかな……? んー……しばかれそう。
「あ、紅羽くんおはよう!」
「ん〜……? あー、色葉。ふぁ……ぉはよ」
「あ、相変わらず眠そうだね……」
後ろから声をかけられ振り返ると、そこには学園のマドンナこと色葉がいた。髪とかちゃんと整えてるけど、なんで朝起きれるんだろう……。
「紅羽くん2位おめでとうっ」
「あー……色葉こそ。優勝おめ」
「えへへ、ありがとう」
くしゃっと嬉しそうに笑う色葉。朝から表情筋が豊かですごい。
「そういえばだけど、律ちゃんから『今日一緒に第2ステージ行こ!』って言われてるんだけど、紅羽くんも行かない?」
「だいに……? なんの?」
「ゲームの話だよ。紅羽くんにも送ったらしいけど、紅羽くんのことだから読まずに寝てたんじゃ……」
「…………あ、ほんとだ」
スマホを確認すると、律からの連絡が来ていた。
というか、律と色葉って仲よかったんだ。世間は狭いな。
「んー……だるいからパs――」
「因みにその第2ステージに極上ハンモックとかあるらしいよ?」
「…………仕方ないなぁ」
「やったぁ!」
だるいことこの上ないけれど、極上の怠惰を求めし者として寝具の入手はしておきたいところ。
決して、極上ハンモックに釣られたわけ……である。うん、魅力的だし、仕方ない。
律にも返事をしておいて、学校に着いた後も、授業(睡眠)中にも、極上ハンモックに想いを馳せ続けていた。
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【SSみたいな反省会話】
※こっからは読んでも読まなくても大丈夫だよ!
紅羽「…………え、何これ。俺喋っていいの?」
作者「うん、大丈夫大丈夫。喋ってオッケーよ。いきなり呼んですまぬ〜」
紅羽「……いや、めんどくさいんだけど。なんで作者の謝罪後書き文に俺が参加しなきゃいけないんだよ……ふわぁ、眠い」
作者「頼むよ……ッ! 一人で謝罪は多分読者さんたち読み飽きてるだろうしさ!!」
紅羽「まぁ……長期失踪の前も不定期投稿で、毎回後書きに謝罪文書いてたしな……」
作者「そうなんです……。本当に、長期にわたって失踪して申し訳ございませんでした!!」
紅羽「……俺に似てめんどくさがり屋だもんなぁ、お前」
作者「いや〜、謝罪してもしきれない。お恥ずかしい……」
紅羽「このまんまじゃ……新しくこの物語読む人に『毎回後書きで謝罪する人』になるんじゃ……?」
作者「うん……そう、だね……。やばいね……」
紅羽「……はぁ、ここまでリードしてあげてんのに……。だったらどうすんのって話……」
作者「あっ、はい……頑張ります」
紅羽「ん、いんじゃね、それで。まぁ……大学受験も忙しかったんでしょ……? 多少は読者さんも許してくれるんじゃね……? 知らないけど」
作者「受験終わった後ス○ラトゥーン3やブ○アカやポ○モン、受験中見れなかったアニメなどなどにはまって小説を疎かにした僕を許してくれるかな……」
紅羽「んー……めんどくさい気持ちはわかるけど、普通にアウト……」
作者「そんなぁ!!?」
紅羽「はぁ……さっさと次の話書いてきたら……?」
作者「うぅ……紅羽くんの冷徹な視線……我々の業界ではご褒美っ……。そしてとても正論……。行ってきます……」
紅羽「ん……行ってら。ま、がんば」
作者「あ゛り゛か゛と゛う゛!!!!」
紅羽「うっさ……」
まぁ……次からは長期失踪しないように善処しますんで許してください。反省してます。
すみませんでしたァァァァ!!!m(_ _)m
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