第43話:バトロワ⑤別次元
全然投稿できてなくて本当にすいません。
この小説書くモチベがどうも上がらなかったんです。
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「どっからでもかかって———」
男はニヤリと笑いながら戦闘の構えをしようとしていたのだが、彼は目にも負えぬ速度の紅羽の拳をもろに腹に受けていた。
「グ……ウォァ!!」
男は俺の拳に耐え、反撃しようとしていた。
だが俺はその腕を掴み、一発、二発、三発四発五発六発と、何十回と片方の腕で殴ってはもう片方の腕で引き戻しを繰り返した。
普通はこんな動きできないので【
「グ……グゾガァ…!」
「まだ喋れんのか……じゃあこれやるよ」
俺は腕を話し、顔面に右ストレートを食らわした。
相手はぶっ飛んでいったが俺は追い討ちをかけるため、両手を銃のような形にし、スキルを唱えた。
「【エクスプロージョン】×10」
俺の指から赤い玉が五発ずつ発射され、あの男に当たると爆発した。
「【
俺は男のほうまで一瞬で空中を飛んで向かい、丸焦げになった男を見つけたら顔面を掴んだ。
「おい……不愉快だ。不完全燃焼だ……これが全力とか、言わないよな?」
俺はジタバタと暴れる男を睨みながら殺気を込めて言った。
「あっ……たりめぇだろぅがァァ!!」
俺にビビることなく睨みながら叫んでいる。
「ならいいさ……恨みを晴らすには生きのいいやつがうってつけだよな……!」
俺はニヤリと笑いながらスキルを解き、地面に落下していった。
落ちる速度はどんどんと速くなり、地面に当たる直前に男を掴んでいる方の腕に力を込めて地面にめり込ませた。
ズドンッ!と凄まじい音を立て、地面にクレーターが出来上がっていた。
「さて……」
俺は数メートル離れ、男が立ち上がってくるのを待っていた。
草原の中心にいたのだが、始まりの街のすぐ真横まで来てしまった。
予想通り立ち上がり、俺に鋭い視線を送っていた。
「最高にいいぜ……テメェは絶対ぶっ倒してやる!!」
男は満面の笑みを浮かべながら俺に近づいてきていた。
正直言って気色悪い。
だがそんな雰囲気も一瞬で変わった。
「大罪スキル……【
男がそう言うと上半身の服が赤黒い炎で焼け焦げ、炎を纏っている状態になっていた。
胸の中心に謎の紋様もできていた。
「これが今の全力だァ……!」
「……そっか、じゃあ俺も本気出すかなぁ……【紅稲妻】!」
全身に紅の稲妻を走らせて、髪も所々紅に染まった。
「ボッコボコにしてやらァァ!!」
「こっちのセリフだよ……!」
二人は次の瞬間その場から消え去り、ほぼゼロ距離の状態になっていた。
「ウォラァァ!!」
「……ふっ!!」
赤黒い炎の拳と、紅色の雷の拳がぶつかり合い、互いの背中側の地面は衝撃波抉れていた。
「ヴォォォアアアア!!」
「なっ———」
俺はちゃんと右目で見ていたのだが、反応できないほどの速さで回し蹴りを食らってぶっ飛び、地面に転がってしまった。
「まだまだァァ!!」
「チッ…!」
俺は急いで立ち上がって右目を見開いて相手の攻撃の軌道を見ようとした。
先ほどまでとは比べものにならないくらいスピードが上がっているし、手に纏った炎でじわじわと体力が減らされて行く。
拳からは螺旋状の赤黒い炎が吹き出して来て避けた先が黒焦げになっている。
ただ殴るだけでなく独特なステップを踏んで俺の攻撃を当てにくくするという戦法もしているので戦いづらい。
「オラオラどうしたァ!?」
「っ……!」
俺にまともな攻撃は当たっていないが、避けるばかりになっていた。
「もらったァァ!!」
「しまっ———」
手の炎に気を取られてしまい、足を引っ掛けられてた。
そして俺の腹に思い切り拳を食らってしまった。
俺は始まりの街の門に吹き飛んだ。
門は壊れ、そのままその先にある家の壁を何枚も突き破った。
「ぐっ……結構やばいな……」
体力は大体三分の一。かなりきつい。
「よぉ……まだまだこれからだよなぁ……?」
あいつは瓦礫の上を歩いていた。
俺も立ち上がりペッと口から血を吐いた。
「あぁ……だがここで決着をつける……!」
ラウンドツー……いや、ファイナルラウンドの始まりだ。
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次回は早めに書く!
感想とかで「次話はよ」や、「楽しみだから続け!」みたいな感想とかお願いします。
モチベ上がるんで。……多分。
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