第40話:バトロワ②戦闘回(紅羽以外)
〜藍side〜
「はぁ…昨日はほんっっと、びっくりした…」
私こと銀水 藍は、まだ昨日のことを忘れられずにいた。
「いきなり指を食べられるなんて……ダメダメ!もう忘れる!!」
今日はFOのイベント当日なので、紅羽も無理やり起こした。
そして今はゲームにログインして、開始するのを待っている。
髪は紅羽と同じ銀髪にし、目は普通の色。服装は白いコートに藍色の模様が入った服装で、腰には赤く炎が燃えているような模様と藍色ので水が流れるような模様の双剣を携えている。
『〜〜〜』
巨大なスクリーンに二人の男女が映し出され、いよいよスタートするところであった。
『『バトルロワイヤル、スタート!』』
とうとうイベントがスタートした。
〜〜
「ん……ここは…街の中?」
転移した先は始まりの街であった。
「とりあえず敵を倒して生き残ればいいのね…でも魔力とかは回復できないし体力もあるから考えないといけないわね…」
とりあえずこの場所は目立つので移動することにした。腰を曲げ、なるべく頭を出さないようにして走った。某忍者漫画の走り方のように走った。
「!」
体力を極力減らさないように全力では走らず、街中の隅を走っていると目の前に剣を持っているプレイヤーが現れた。
「お!やっと人見つけた!」
双剣を腰から抜き、いつでも戦える体勢に入った。
「悪いけど、狩らせてもらうわ…!」
足に力を込め、一気に敵に接近して右手に持った赤色の剣を振るった。
ギィィィンと、剣と剣がぶつかり合う音がした。
「そう簡単に狩られるやつおるかぁ!」
「くっ……」
剣で弾き返され、私はバク転をしながら後ろへ下り、もう一度相手に向かって突っ込んでいった。
「はっ!真っ二つにしたる!」
相手が剣を大きく上へ掲げ、次で決めようとしていたので、私は一気に加速して相手の足の隙間に滑り込んで背後に回った。
「なんやて!?」
「さよなら」
相手のうなじにグサッと刺すと、そこからポリゴンが出てきて、相手は消滅した。
「とりあえず一人……まだまだ…!」
私はまた走り出した。
〜律side〜
「えーっと……ここは始まりの森?」
早速イベントがスタートし、森へと転移した。
「とりあえず人を探して殴りまくる!」
私の武器はハンマーなので殴ることしかできない。
魔法も一応使えるけどハンマーの方が攻撃が入る。
「ん……?この音は……」
近くからキンキンと音が鳴る音がした。どうやらだれかが戦っているらしい。
私は音の鳴る方へ近づいてみると、片方は魔法を使いながら剣を持っている人と、槍を持っている人が戦っていた。
私は近くの茂みで気配を消していた。
(こ、これは狙えるのでは…!?)
私は二人が近ずいた瞬間にハンマーを振り下ろし、漁夫の利をしよう!と思いついたのだ。
(キタ!チャーンス!!)
チャンスが来て、私は茂みから飛び出し、背中につけていたハンマーを思い切り二人に向かって振り下ろした。
「どりゃああああ!!!」
「え!?な、ちょ———」
「おいおい、待て待———」
「はぁ……つまらぬものを斬って(叩き潰して)しまった……」
二人は見事にぺちゃんこになった。
「戦いに“ずるい”は通用しないから恨まないでくれ〜い!」
私は早速二人を倒したのでスキップをしながら森をさらに散策した。
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
カクヨムコンテストに応募している作品に熱を入れすぎてこっちあまり書けてない…。
許してくれ……。
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