昼休みのダッシュ
「大変っ!!今日こそはとろけーるプリン買わなくちゃっ!!」
私はチャイムが鳴り終わると同時に教室を飛び出した。
そう、今日こそは売店の手作りブリン、「とろけーるプリン」を買うべく、私はダッシュした。
「空!ちょうどいいとこにいた!」
「ちょっと、あとでにして欲しいかも!」
「え!?空!?」
「とろけーるプリン売り切れちゃう!」
とろけーるプリンはかなり甘い。
アメリカのケーキぐらい甘い。
砂糖が沢山入っていそうだがそうでもない。
新鮮なミルクと新鮮な卵を使い、カラメルの絶妙な苦さがそう思わせているのかもしれない。
脳が疲れたあとは、あれを食べたい。
手作りブリンは本当に手作りで。
一週間に二度しか販売しない人気商品なのだ。
「やったぁーっ!!まだ沢山あるー!」
売店に行くと、プリンはまだ沢山残っていた。
「あ、空ちゃん、いらっしゃい!まだあるわよ。」
「ひとつくださいっ」
そして無事にプリンを手にすることが出来た私は、ほくほくの笑顔になる。
昼休みはまだ始まったばかりだ。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます