02



 二度目の目覚め。

 二百年目。


 私はあなたに会うために、村の端へ。

 どうしてこの村、こんなに端から端がながいの?


 おかげで、半日歩きっぱなし。


 結果?

 あなたの姿は見られない。

 今回もまた会えなかった。


 三度目もそう。

 四度目も会えない。


 いじわるしてるの?


 どうして? どうして?


 ひょっとしてわざと私を避けてる。


 あなたは私の事、好き?


 だって、あなたが一緒だから、私は眠りについたのに。


 無限に等しい時の拷問に、耐える事ができるのに。



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