「ジ・アンフォーギブン」 メタリカ

<タイトル>


ジ・アンフォーギブン


https://www.youtube.com/watch?v=Ckom3gf57Yw


https://www.youtube.com/watch?v=domjqjQ_WRI


https://open.spotify.com/intl-ja/track/4aYLAF6ckQ5ooGGGM7sWAa?si=1aa29c29944e4a2c


<収録アルバム>


メタリカ(通称「ブラック・アルバム」)


https://open.spotify.com/intl-ja/album/2Kh43m04B1UkVcpcRa1Zug?si=k88pkoRdTLCrNE9ARv4ZEA


<アーティスト>


メタリカ


<解説>


 スラッシュ・メタルという攻撃的な曲調のヘヴィ・メタルの全盛期、「スラッシュ四天王」と呼ばれたのが、メガデス、スレイヤー、アンスラックスと、今回紹介させてもらうメタリカです。


 このアルバムは真っ黒なジャケットに、トグロを巻いたヘビがうっすらと描かれているので、通称「ブラック・アルバム」と呼ばれます。


 この一枚からメタリカは、バンドの方向性を大きくシフト・チェンジしました。


 バンドのロゴまで変更し、音楽性も従来のヘヴィ・メタルとは異なるものになり、のちにこれは「モダン・ヘヴィネス」という新たなストリームを生むにいたりました。


 そういう意味でメタリカはパイオニアといえます。


 リリックの世界観も大きく変化し、前作「メタル・ジャスティス(邦題)」までは、「自分の人生がうまくいかないのは、すべて周りのせいなのだ」といわんばかりに、そのいかりをぶつけるような内容でしたが、今作からは「そんなことをしているヤツこそバカなのだ」という、自己批判的なものにシフトしています。


 「自身と向き合った」というと月並みな言い回しですが、メンバーの中で心境の変化があったようです。


 「ジ・アンフォーギブン」はアコースティック調のバラードのように開始されますが、途中からヘヴィネスにチェンジします。


 歌詞の内容は先のとおり自己批判的ですが、密度が高く何度でも聴きたくなってしまう、このアルバム以降のメタリカの代表曲の一つといえます。


 過激なメタルを求めるファンからは批判もあるようですが、このあと「ロード」「リロード」などと、どんどんせんめられていくようなメタリカの楽曲群には、こたえられないものがあります。

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