30缶目 midnight nakigoto


もやもや うにゃうにゃ うぬうぬ むぁむぁ いぎゃいぎゃ んぐんぐ うぐ うぐぐ


言葉にならないざわつき


首の後ろに触れた手が熱かったことだけ覚えてる


夢の話


疲れて飛び立ったから

少し休む所を探しているだけ

安息を知ったから

(休息が安息に変わるとでも思っているのか)


繰り返したくなければ無機物を求めよ


どうせ泣かないでいられる自信などないのだから


今だって泣きそうなくせに


増していくばかりの全てを抱えて背負って

ひとりぶんでていっぱいだよ、と笑う寂しさに耐えられるようにできているだろうお前は


寂しい、と

助けて、と


思っていいのは夜中だけ



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