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2021年5月22日 13:52 編集済
一心不乱にピアノに向かい合う僕を見て、 動かない指が恨めしくて楽譜を破り捨てる僕を見て、 求めていた音に出会えて涙を流す僕を見て。こちらの三行と、母は耳が聞こえない、という事実の取り合わせが見事でした。僕には少年が、「僕を見て」と懇願しているようにも取れました。見ることしかできないから、ずっと見てくれている母に、「もっと見て」と。切ないですね。
作者からの返信
杜松の実さん懇願というのは、作者の私からしても新鮮な発想でした。母親に聞いてもらうことができないから、見てもらうことを重視していたのかもしれませんね。彼の母親はしっかり見てくれていたと私は思っています。
2021年4月10日 23:04
情景が浮かんできました。お母さんの嬉しそうな顔が全てを語っていますね。またまた素敵なお話に出会わせて頂きました。どうもありがとうございます。
きひら◇もとむ様いつもお読みいただきありがとうございます。主人公だけでなく、主人公の母親にも注目してくださって嬉しいです。こちらこそコメントいただきありがとうございました!
2021年3月19日 01:34
読み合い企画から参りました。勢いのある文書にありありと情景を思い浮かべることが出来ました。面白いお話をありがとうございました
間川レイ様高村芳です。情景をしっかり描写することがテーマだったので、そう言っていただけると嬉しいです。こちらこそコメントありがとうございました。
編集済
一心不乱にピアノに向かい合う僕を見て、
動かない指が恨めしくて楽譜を破り捨てる僕を見て、
求めていた音に出会えて涙を流す僕を見て。
こちらの三行と、母は耳が聞こえない、という事実の取り合わせが見事でした。
僕には少年が、「僕を見て」と懇願しているようにも取れました。見ることしかできないから、ずっと見てくれている母に、「もっと見て」と。
切ないですね。
作者からの返信
杜松の実さん
懇願というのは、作者の私からしても新鮮な発想でした。
母親に聞いてもらうことができないから、見てもらうことを重視していたのかもしれませんね。
彼の母親はしっかり見てくれていたと私は思っています。