オープニング
◆オープニング PC1
GM : オープニングはPC1 国府田葵からです。シナリオロイスである高原悠と交流を深める内容になります。設定としてはハンドアウト通り、国府田葵はUGNからの依頼で高原悠を監視する目的で同じ天文部に入っています。高原悠は現時点ではUGNともFHともかかわりのない一般人ですが、オーヴァードの素質があります。
国府田葵 :シーンインします。ダイスは9。しょっぱなから高い。。
GM : 場面は天文部の部室。真面目に活動しているのはPC1と高原悠だけ。きみはUGNから高原悠の監視を依頼され、天文部に入部した。
高原悠 : 「・・・・・。」(黙々と本を読んでいる)
GM : ちなみに高原悠ちゃんは陰キャコミュ障だから国府田から話しかけない限り話が進行しないです。
国府田葵 : あっ、はい。
GM : うまく話を振ってあげてね。
神津 零 : いきなりハードルが上がるな。
国府田葵 : コミュ障って言っても、何か発言するたびに「あ、」とかつけなかったら大丈夫だよ。
樋上狗夜 : ハンバーガーショップでビンタされてそう。
国府田葵 : 「本を読んでいるところ悪いけど質問してもいい?」
高原悠 : 「すみません。ぼーっとしていて…。なんでしょう」
国府田葵 : 「この部活ほぼ幽霊部員しかいないけど君は真面目に部活動やっているけど天文そんなに好きなの?」
高原悠 : 「え、っと。私は星が好きです。星座にまつわる伝説とかすごく好きで…」
神津 零 : 星座の話が好きとかまじかこいつ。
国府田葵 : ろくな神がいないよ。
樋上狗夜 : 黄道十二宮ってギリシャ神話由来だしな。ギリシャはマジでろくな神がいない。
国府田葵 : 「あー分かる。いろんな話があるよね。」(内容はさておいて)
高原悠 : 「あと、夜空を見上げることも好きで」
高原悠 : 「私、アルバイトして新しい望遠鏡を買ったんです。自分用のが欲しくて」
国府田葵 : 「えっ買ったんだ。値段結構したんじゃないの?」
高原悠 : 「高かったですけど、頑張りました。どうしても欲しくて。」
高原悠 : 「その、今週末は天文観測の絶好の機会で…えっと…」
国府田葵 : 「ふぅん。」
GM : 会話続けます?問題なければいったん場面変えます。
国府田葵 : 変えちゃっていいよー
GM : では、高原悠が何か言いだしたところで、チャイムが鳴る音が聞こえます。部活終了の合図です。
高原悠 : 「な、何でもないです。チャイムなっちゃったので部活はここまでにしましょう」
GM : そういうと高原悠は去っていく
高原悠 : 「どうしたらうまく話せるんだろう…」
GM : そんな時、女子生徒の噂話を耳にする。
GM : ねえねえ、聞いた?星が見える晴れた日に銀の雨が降るんだって。その雨を見ると性格がガラッと変わるらしいよ。
隣のクラスで急に明るくなった子がいたでしょ?あの子も銀の雨を見たんだって。
高原悠 : 「私も…変われるのかな」
GM : 場面変わって次の日に進みます。シーン続いているので浸食値は上げなくていいよ。
国府田葵 : うい。
GM : 国府田が学校に来た直後くらいの時間から再開します。
高原悠 : 「おっはよー!葵ちゃんげんきー?」
GM : と、元気に声をかけられます。振り向くと、眼鏡をはずして朗らかに笑う高原悠がいました。はきはきとしゃべるさまは昨日とはまるで別人のようです。
国府田葵 : 「おはよー!」
国府田葵 : 反射的に返事したけど、誰だこいつって顔している。
高原悠 : 「あれ?わからない?悠よ。眼鏡外しただけなのにわかってくれないなんてひどいなー」
国府田葵 : 「ごめんごめん 普段と違ってびっくりしたの」
高原悠 : 「ははは。イメチェンしてみたの。どう?よくない?これで暗い私とはおさらばよ!」
神津 零 : 変わりすぎだろこいつ。
国府田葵 : 「しかし大胆なイメチェンしたね。なにかきっかけでもあったの?」
高原悠 : 「ははは。よく聞いてくれました。昨日星が見える丘に噂を確かめに行ったんだよね。そしたら」
GM : と、言いかけたところで急に動きが止まります。我に返ったかのように驚いた表情を浮かべています。
国府田葵 : 「噂?」
高原悠 : 「…あれ。私どうしてこんな…。ご、ごめんなさい!」
国府田葵 : うわぁぁぁ突然落ち着くな。
GM : 高原悠はその場から去っていきます。
神津 零 : 情緒不安定すぎる。
GM : 国府田葵の導入はこれで終わり。あとは購入判定とロイス取得だけ可能とします。
国府田葵 : 高原悠へのロイスはハンドアウト通りなのでこれで終わって大丈夫よ。
◆オープニング PC2&PC3
GM : 次はPC2 樋上狗夜のオープニングに行きます。いや、場面が場面だからPC3 神津 零にも出てもらおうかな。
GM : 場所はUGNの研究所で、PC2のハンドアウト記載の通り、UGNの研究者・緒方レミが裏切る場面です。キャラ設定でも言っていた通り、神津 零の会社の敷地内にこの研究施設はあるので、好きなタイミングで出てきてください。
神津 零 : 緒方レミがどういうキャラかわかってないからどう絡もうかな。俺の部下になるの?
GM : 緒方レミはUGN日本支部から派遣されてきて、神津 零に技術協力してたって感じで。所属はUGN日本支部になるから直接的な部下ではないですね。どちらかといえば、取引先?
神津 零 : 了解。なら、後から登場する。
GM : 緒方レミはオーソドックスなマッドサイエンティストのイメージで大丈夫ですよ。自分の目的のためなら手段を択ばない感じの人。
樋上狗夜 : じゃあ、まずは僕一人のシーンってことで。浸食ダイスは8、高いな。
樋上狗夜 :「 今日は検診の日だ。必要なことだけど、ちょっと憂鬱になるよね」
樋上狗夜 : という感じで研究施設の廊下を歩いています。
GM : では、樋上狗夜がいつものように廊下を歩いていたところで、UGNの研究所に異変を告げる警報が鳴り響く。
樋上狗夜 : 「いったい、どうしたんだ」(警報のもとへ走る音)
GM : 廊下を走り回ると、とある部屋が騒ぎのもとになっていることがわかります。樋上狗夜が部屋に飛び込むと、ジャームによって研究室が荒らされる光景が目に入ります。その中央に立っていたのは緒方レミです。
緒方レミ : 「範囲、発生率、ジャームの能力、指向性。すべて計算通りね」
GM : まるで周囲の被害には気にした様子がない。観察対象を見るような冷徹な視線です。
緒方レミ : 「あら、樋上君。都合が悪い…いや、いいのかしら」
樋上狗夜 : 「緒方さん。これはいったい!」
神津 零 : じゃあ、ここらで登場するわ。敷地内で警報が鳴ったら気が付くし。
GM : どうそ、シーンインしてください。神津 零がオフィスでくつろいでいたところに警報が鳴り響き、急いで現場に向かった…という感じでシーン続けます。
神津 零 : 「なんだこの荒れ用は」
緒方レミ : 「あなたも来たのね。工場長。まあいいわ。」
緒方レミ : 「私はUGNをやめるわ。これからはFHエージェント、プロスペクターと呼びなさい」
樋上狗夜 : 「何を考えているんだ!」
神津 零 : 「FHだと!?」
緒方レミ : 「ええ。私の研究のすばらしさはUGNでは評価されないようなのでね」
国府田葵 : 評価が大事なタイプの人かな。
神津 零 : UGNでは評価されない項目ですので。
GM : どっかのなろう系で見た表現。
樋上狗夜 : なら僕はその発言にぶちぎれるかな。一般人に被害を出すことを嫌う性格してるし。
樋上狗夜 : 「ふざけるな!研究所にも職員にもこんなに被害を出して!」
神津 零 : 「評価されたい為なら正義も悪も関係ないということかよ」
緒方レミ : 「私は自分の研究ができれば場所はどこでもいいのよ。樋上君。あなたも私の作品よ。一緒にFHにきなさい」
樋上狗夜 : 「その誘いに乗るとでも」
緒方レミ : 「あら残念。でももう一人のあなたも同じ考えなのかしら。次に会う時までにまともな答えを考えておきなさい」
GM : ということで緒方レミは退場しようとします
神津 零 : 逃げるのか。
樋上狗夜 : 「ここはUGNの管理区域。逃げられるとでも?」
神津 零 :「 その研究資料を置いて降伏しな」(スーツケースを構えながら)
緒方レミ : 「あなたたちの相手はこの子たちに任せるわ」(指を鳴らす音)
GM : 緒方レミの合図とともに、周囲にいた猛獣のようなジャームが襲い掛かってきます。
樋上狗夜 : 「くっ…。投げナイフしか持ってないんですよね」
樋上狗夜 : ということでここの戦闘は所長に任せます。
神津 零 : まじかよ。
GM : このジャームはエキストラなので宣言するだけで倒せます。好きに演出してね。
神津 零 : 「まとめて蹴散らしてやらぁ」
スーツケース『ギアエンジン』
スーツケースから軽快なBGMが鳴り響く。
神津 零 : 「変身!」
『Blrrrake down…』
スーツケースから飛び出したアーマーが空中で組みあがり、神津 零の全身を包み込む。白銀と青緑色に輝く装甲に覆われた戦士へと変身を遂げた。
GM : 神津所長が変身し、華麗にジャームを蹴散らした!
樋上狗夜 : 「…緒方さん。あなたは必ず倒しますよ」
GM : ここでPC2の導入は終わりですが、そのままシーン区切らずPC3のオープニングを続けちゃいます。場所は緒方レミの離反から数日後のUGN研究支部オフィス。登場は神津 零だけで。
神津 零 : はいよ
GM : 場所は、UGN研究支部のオフィス…神津 零の職場ということにしましょう。
GM : 緒方ルミの裏切りから数日後を想定しています。事件の後処理に追われているところに日本UGN支代表霧谷雄吾から連絡が入ります。
霧谷雄吾 : 「お疲れ様です。神津所長。いえ、工場長とお呼びしたほうがよろしいかな」
神津 零 : 「所長で構わん」
霧谷雄吾 : 「では神津所長。N市でジャーム発生事件が立て続けに発生しています。この事件に対処してください」
霧谷雄吾 : 「また、ジャームの発生時には銀色の雨が降ったという報告があります。この雨に降れると人が変わったようになるとのことで、何かかかわりがあるのかもしれません」
神津 零 : 「準備が終わり次第緒方の行方を追う」
霧谷雄吾 : 「よろしくお願いします。一刻も早い事件の解決を」
ここまで言ったところで、緒方ルミに関する補足情報でも出したほうがいいかと少し悩むGM。まあ、PLから特に突っ込みもなかったのでそのまま進行することにしました。どうせ情報収集フェイズで自分から情報集めるだろうし。
GM : これでPC2 樋上狗夜とPC3 神津 零の導入終了です。購入判定、ロイス取得だけ許可します。
樋上狗夜 : ロイスは保留。とりあえず購入判定でショットガン狙います。
GM : 目標値11です。
樋上狗夜 : 10…。妖怪イチタリナイ。とはいえショットガン入手を逃したくはないし。
樋上狗夜 : 仕方ないので常備化ポイント1点消費でショットガン入手
樋上狗夜 : 「よしよし、整備に出していたウェポンケースが返ってきた。これで戦える」
GM : シーン閉じます。次はPC4のシーンですが、いないのでマスターシーンとして演出します。
◆オープニング マスターシーン
GM : N市のとある路地裏。
N市研究支部所属の末森は指名手配中のジャーム、デュアルカラミティを追い詰めていた。
GM : この末森舞彩はN市UGN研究支部所属のUGNチルドレンで、神津 零の部下になりますね。ついでに武装テストとかもやってる設定…でいいんじゃないかな。
神津 零 : 部下が増えたよ。
樋上狗夜 : 僕の同期ね。
GM : どっかしらで登場させれたらいいなくらいの気持ちで作ったキャラなので、機会があればほかの場面でも出したい。
GM : さて描写に戻ります。
デュアルカラミティは抵抗するもそのままとどめを刺される。
末森舞彩 : 「ジャーム。デュアルカラミティ対処完了…。所長に報告しないと…」
神津 零 : 案外あっさり終わったな。
GM : その時、ジャームが所持していたスマホが鳴った。表示されている文字はデュアルカラミティ
末森舞彩 : 「どういうこと…?」(携帯をとる)
デュアルカラミティ : 「よう、俺だよ。残念だったな。俺様は不死身なんだよ」
国府田葵 : 不死身ってことは何度も殺せるってことだし、実はドMかもしれない。
デュアルカラミティ : 「このN市を賭けて俺様とゲームしようじゃないか。お前たちが負ければ個々の連中はみんな死ぬ。最高にハッピーなゲームじゃねーか」
デュアルカラミティ : 「ゆっくり楽しんでくれ。じゃあな」
末森舞彩 : 「待ちなさい!」
GM : と、声を荒げた時には通話はすでに切れていた。
末森舞彩 : 「所長に報告しないと…」
GM : ということで、神津 零に報告を行うところでシーン終了です。次からミドルフェイスに入ります。なお、この出来事は神津 零は知っているものとして以降のシーンを進めてください。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます