作品を読んで、その真意にうなずかされました。逆説的でいて、実に痛烈な皮肉が効いています。「究極の料理」には最高のスパイスだったのではないでしょうか。ドラゴンもまさか、こんな生け贄が現れるとは、予想もしていなかったでしょう。
建前ではなく本気でドラゴンに詳しくないのですが(とある界隈でよく見うけられる論争の合図ではありません)、日本で言うところの竹取物語や桃太郎などのお伽話を読んでいる気持ちになりました。ドラゴンのいる世界だったらこういうお伽話があっていいよなー!という夢を叶えてくれる物語でした。お腹一杯になれるくらいおもしろかったです!