第24話

俺と優香はあの後美味しくハンバーグを食べて今俺は自分の部屋にいる。

そろそろ風呂入りたいな。優香が入るにはまだ早いし入るか。

そう思い俺はパンツを持って階段を降りた。

バブ何入れようかなー

そんなことを思いながら風呂にのある方を向くと、胸が前より成長してcカップぐらい大きくなった胸とぐびれのあるお腹、俺はその神秘的な裸体に釘付けになった。

あ、今目があった俺終わったな。でも最後に美しい裸体が見れてよかったな。

俺はぐんぐんと無言で近づいてきた赤い顔の優香手刀されて気を失った。




若子は畳の部屋だな。確か神秘的な姿を見たような気がする。

俺は顎に手を当て思い出そうとすると

「お兄ちゃん何を思い出そうとしてるのかなー」

ニッコリと優香が小首を傾げる。

ドドドっというオーラーがでてるんだか、お兄ちゃんちびっちゃいそうだよ。

俺は思い出そうな記憶を奥底に封印した。

「わかった思い出さないからそん雰囲気怖いからやめてくれ」

すると優香はそれならいいけどと言って元のホワホワした雰囲気になった。

俺は机の上を見るとワークが広がっていた。

「まだ勉強するのか?」


「うんせっかくお兄ちゃんに教えてもらったし、そこは絶対に落としたくないと思って」

可愛いなぁー優香、ほんと俺の妹にしてはコミニケーション能力も高いしできた妹だよ。

「じゃー頑張ってな俺はもう遅いからもう寝るな」

おいお前は勉強しないかって、俺は夜集中できないタイプなんだよ。だから寝る。

「ありがとうおやすみーお兄ちゃん」

俺は口角を上げて、

「おやすみ優香」

俺はそう言うと優香から背を向けて階段に向かった。


俺は今自分の部屋に布団を引いてその中に横になっている。

それにしても今日は色々あったなぁー。勉強してる最中に優香乱入してきて、バチバチとねると視線で火花を散らしてた。どんだけブラコンなの優香やつ。まさか友達との勉強をやめてまで来るとは流石に思ってなかったぞ。

あと少し優香に優しくするたびにこっちを睨むのをやめてほしかったんだがねるよ。

あれじゃビクビクしながら勉強しなきゃいけないだろ。

あ、でも優香の頭撫ででるときのねるの悔しがってる顔はなんだか可愛かったな。

それから最後にはねるに頭を撫でられて、ねると高得点を取ったら撫でることを約束した。

ねるの撫でてるときの嬉しそうでいてはにかんだ笑顔にかキュンときたなぁー。

俺はその笑顔を思い出し思わずにやける。

俺はしばらくねるの笑顔を思い出したあとゆっくりと目を閉じ寝ることにした。



朝俺は妹のいつも通りに肩を揺らされて起きた。

「んあーおはよう優香」

俺は欠伸をしながらそう言った。

「おはようお兄ちゃん、朝ごはんできてるよ」


「そうか着替えてすぐに行くわ」

今日はテスト期間で部活がないのでおそらく優香が作ったのだろう。顔が感想が待ちきれないといった表情をしてたからな。お弁当はいつも優香が作ってくれるんだがな。

俺はすぐに制服に着替える。着替え終えるとリュックの中を見て忘れ物がないかをチェックした。

筆箱はある、中は....消しゴムもあるな。今日はテストだから忘れ物があったら恥ずかしい。

俺はふぅーと息を吐き頬を叩き気合を入れた。

とりあえずリュックを持って俺は階段を降りた。食べる前に俺は顔を洗顔で洗ってから奥の部屋に向かう。

そして奥の部屋に着くと正座をしながら待っている。

「待たせたな優香それじゃ食べようか」

俺は床に座り箸を持っていただきますと言って食べ始めた。

数分経って優香が俺にアイドルのような笑顔を向けて

「お兄ちゃん今日のテストがんばってね」

俺は優香の作った卵焼きを食べながら

「ああ頑張るよ、優香も今日テストだろがんばれよ」


「うん頑張るよ、ありがとうお兄ちゃん」

優香は今月で一番の笑顔を俺に浴びせてきた。

その笑顔は反則だろ。思わず妹なのにドキッとしたじゃん。

どうやら俺は目を細めた笑顔が好きらしい。

「にしてもこの卵焼き美味しいな。腕また上げたんじゃないか優香」

優香はパーとした笑顔になり

「本当?気合入れて作った甲斐があったなー。

お弁当にも入ってるから堪能してね」


「ああ、味わって食べるよ。」

俺は最後に味噌汁の汁を飲み手を合わせてご馳走様でしたと言った。優香も一緒のタイミングで食べ終わる。

「今日は俺が洗うから、優香はもう時間だし出ていいぞ」

すると優香は時計を確認してありがとうと言って鞄を持ち玄関に向かった。

俺もあと数分後にはねるが来る時間なので急いで机の上にあるお皿や茶碗をおぼんに乗せてキッチンに向かう。

俺は皿を大胆に洗い早く洗い終えた。俺は少しねるが来るまで時間があったので数学の教科書を出そうな部分をさーと読んだ。

ピーンポーンちょっと古びたような音が鳴る。

俺はねるだなと思いリュックを背負い玄関に行ってドアを開けた。

「おはようこうくん。....準備はできてるみたいだね」


「ああ、すぐにでも出れるぞ」

俺は数学テストも準備万端じゃないが。いや数学のテストはダメなのかよ。おそらく取れても60点ぐらいだな。

「ああ逝こうか」

するとねるはうふふと笑い。

「いつも数学のテストを受けるときみたいにいこうかなイントネーションがおかしいよ」

いや数学のテストを受けるなんて死地に向かうようなものだしな。高校入ってからさらに数学の難易度上がったしな。

「とりあえず行こうか」

そうやって俺の手を掴んだ。

やばい柔らかい。久しぶりに女子の手触ったわ。そんなことやらなんで俺の手掴んでるの?

「大丈夫だよ、あんだけ勉強したんだし」

ねるは手を両手で包み込み顔の前に持ってきて言った。

すると手の震えが止まった。どうやら俺留年を恐れるあまり手が震えていたみたいだ。

にしてもねるはこれを天然でやるから他の男にやってないか心配になる。男がやられたら間違いなく勘違いされるからな。

「そうだよなあれだけ勉強したんだし大丈夫だよな。ありがとういい点取れる気がしてきたわ」

するとねるはいきなり夕陽のように頬を赤くしてなにかをごもごもと言っている。

俺はたまになるがこんなような反応を見せることがあるので対して気にせず、俺はねるから手を離して

「行こうぜ、そろそろ時間だし」

するとねるはうんと頷き俺の隣に来たので俺たちは駅に向かうことにした。









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