第8話

俺はレジに着くと、並んでいなかったのですぐに次のお客様どうぞと言われたのでレジの前まで向かった。

店員は男性で松戸の中ではおしゃれな方の男性だった。

こいうのを雰囲気イケメンというのか。

女子はこいうタイプが好きなのか?

俺もおしゃすればなれるだろか、頑張ってみるかモテるために。とりあえず財布を出して会話を終わらせた俺はねるの元に戻った。

「ねる、終わったぞ」

ねるは携帯画面から目を離して俺のところに寄ってきた。

俺は財布を出して、キャッシュカードややそのほかのカードや現金を新しい財布に入れ替る。

「早速新しいの使うの?」

嬉しそうになるが尋ねてきた。

「ああ、早速使わせてもらうよ」

俺は前の財布に入ってたものを入れ終わり、財布をリュックに入れて次どこ行くと聞いた。

「うーん、お腹空かない?」

俺はお腹の具合を確かめるように手をお腹に手をさすっつた。

「お腹すいたな、サイゼで軽く何かだべるか?」

ねるいかにもお腹すいたというような顔をしながら、

「そうだね、お腹すごいすいたよ」

確か西口の方だったはずだったな行くか。

俺たちは東口から西口まで歩くために駅中を通って、西口に着くと階段を降りて左に曲がった。しばらく真っ直ぐ歩くとサイゼの看板が見えてきた。

ねるの方を向くと鼻歌を歌いながらどれ食べようかなと言っていた。

ねるは実は小金持ちの家なのに値段が安いサイゼのファンだったりする。

ねる曰くこの値段でこの美味しさはありえないらしい。

まぁ俺もその意見には同意だが、ねるならコストパフォーマンス気にしなくてもいいんじゃないかとおもっているが。

俺たちは階段を上りサイゼに入った。

すると店員がすぐに駆け寄ってきて

「いらっしゃいませ、お客様何名様ですか?」

営業スマイルを浮かべて聞いてきた。

俺は指輪ピースの形にして、2名ですと言った。

「お客様タバコ吸いますか?」

おい、俺そんなに老けて見えのか、まだ高校生だぞ。それともあれが大人っぽく見えるのか。

そう思い込もう。

ふとねるを見るとクスクスと笑っている。

俺はねるに怪訝な視線を向けたがならは笑いをやめなかったので諦めて、店員に吸いませんと答えた。


俺たちは奥の方の席に通された。その先はソファーと椅子があり俺は紳士なので椅子に座った。

座るといきなりダムが崩壊したようになるが笑い始めた。

「こうくん、まだ高校生なのにタバコ吸いますか?ってどんだけ老けて見られてるの」

そんなに面白くないだろ、だけどねる沸点は人とずれているからこんなに笑うのだ。

「それ以上笑うと俺の目から滴が出るぞ」


「ごめんごめん、もう収まるから」

するとなるは笑いすぎて出た涙を拭き取りメニュー表を開いた。

「んーどれにしようかな、大抵のものは食べたことあるし、家に夜ご飯用意されてるしなー」

俺はメニューを見ない、なぜならもう既に決まっているからだ。

ねるは決めたのかベルを鳴らした。

するとさっきと違う店員がメニューを聞きにきた。

俺は内心ほっとした。あの店員が来るとまたなるが笑い出すだろうからだ。

「ご注文は何になさいますか?」


「ペペロンチーノとタラコソースシリー風でお願いします」

ねるが俺のぶんと一緒に頼んだ。ちなみになるが俺の頼む料理を何も言わなくても知っているのは俺がいつもペペロンチーノを頼むからだ。

「ペペロンチーノとたらこソースでよろしいでしょうか?」

店員は俺とねるを見て言った。

ねるははい大丈夫ですと答えた。

店員は料理をキッチンに伝えにいった。

「そういや、数学の時間うなされてたけどどんな夢見てたの?」

俺は思い出そうと顎に手を触れさせて左上を見ながら思い出そうとしたが、悲しかったという感情以外は出てこなかった。

「悲しいかったてのは感じたんが、内容は思い出せないよ」


「私の名前連呼して泣いてたから私関係かと思ったんだけど」

マジかよねるの名前連呼してたのかよ、恥ずかしすぎる。

俺は顔の体温が上がるのを感じながら、

「それって結構声大きかったか?」

ネルは人差し指を口に当てながら思い出すような仕草をして、

「周りにしか聞こえてないと思うよ」

結構大きい声なんだなと思い俺はがっくしと首を下げた。

少し経ち注文した料理を店員さんが運んできた。

「こちらペペロンチーノとタラコソースシリー風になります。」

俺は手を少し曲げた感じに上げて、

「ペペロンチーノは俺です」

すると店員はペペロンチーノを俺の方に起き、タラコソースシリー風はねるの所に置いた。

そしてごゆっくりどうぞと言って去っていった。

ねると俺は顔を回せると視線で食べるかと交わし合っていただきますと言って食べ始めた。

ニンニクが効いていて美味しいな。あとはちりばめられた鷹の爪がピリッとした辛さを感じるな。

俺はいつも通りの味に満足していた。

するとねるがぺぺろんちーのをジーと見ながら食べたそうにしていた。

「ねえ、こうくん、ペペロンチーノはちょっともらっていい?」

俺はやっぱり食べたかったんだなと思いながら、

「いいぞ、小皿はなしでいいよな」


「うん一口だけだからね」

するとなるは自分のフォークで上品にくるくると回して口に入れて食べた。

ちなみにこれは間接キスなるが付き合いが長いので気にしない、これが他の女子だったら体が固まるくらい気にするがな。

ねるは満足げな表情をしながら美味しいと言った。

「俺ももらっていいか」

ねるは優しく微笑んでいいよと言ったので

俺はなるほど上手くないがくるくると巻きタラコソースを食べた。

クリーミーで甘くて美味しかった。

次来たときから頼もうかな、思ったより美味しいし、俺はそう思いながらペペロンチーノを食べた。

やっぱりぺぺろんちーのがナンバーワンだ。

次来たときはタラコソースを頼むが。

俺たちはアニメの話をしながらパスタを食べた。












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