死のお迎えにいく死神と愛を届ける愛の女神。
それぞれの苦悩や悲しみがあり、どちらが人間にとって幸福をもたらす神なのか……。
『あなたのおかげで――私は、幸せになれた。――ありがとう』
ありがとうの言葉が全てを物語っている気がします。
心に沁みる素敵なお話でした。
執筆お疲れ様でした。
作者からの返信
ayaneさん、作品へお立ち寄りくださり、コメントをありがとうございます!(*^^*)♡
神もまた、動かしがたい定めを背負って任務をこなすしかないのかもしれない。最近、そういう風に感じることが増えた気がします。この物語の構図はそんな思いから生まれました。死にせよ愛にせよ、「定め」というのは、冷酷である場合が多いですね……(>_<)
定めは変えられないとしても、今目の前でしてあげられる幸せがある。どんなにささやかでも、相手への深い思いのこもった行為は、その人を幸せで満たすのでしょうね。
作品を細やかに汲み取ってくださり、とても嬉しいです(*´꒳`*)
心に響く奥深いレビューと、たくさんの☆もくださり、ありがとうございます!心より、深く感謝申し上げます(*´∇`*)💐✨
拝読させていただきました。
死神と愛の神、それぞれの想いが吐露されるカクテルバー。
ただ冷酷無比に死を届けているわけではなく、ただキューピッドのごとく愛を届けているわけでもない。
二人のとても人間らしい神さまたちの、可愛らしくも美しく、人に寄りそう優しい物語だと感じました。
おじいさんは、もしかしたらレイの姿が見えていたのかもしれませんね。
ありがとうございました。
作者からの返信
長月さま、作品へお立ち寄りくださり、コメントをありがとうございます!(*^^*)♡
嬉しい評価のお言葉を、ありがとうございます!(*´∇`*)✨
神も、何かの定めに従って、命あるものにただ運命を届けるしかないのではないか……最近、そんな風に思うことがあり、女神たちも「ボス」に従い任務を行うという存在に描きました。
人間同様に思い悩み、真剣に向き合おうとする二人の姿に共感していただけて、とても嬉しいです。
この世を去ろうとする瞬間、老人にはレイの存在がしっかり感じられたのでしょうね。彼女の涙は嬉しかったのではないかと思います。
たくさんの☆をくださり、ありがとうございます!心より、深く感謝申し上げます(*´∇`*)💐✨
雲の上のカクテルバーという設定がユニークだなと思いました。
死神って冷酷無情なイメージがざっくりとありますけど、このレイはその仕事を辛いと思える人間のような感情を持った神様ですね。
アイは真っ赤なドレスで一見華やかで幸せな仕事みたいに思えますが、任務を遂行したせいで皮肉な結果をもたらすこともある。こういう相反するものが混在するところ、人間の社会にも通じる気がします。
嫌だ辛いと思いながら仕事をすることもできるけれど、捉えようによっては最期の瞬間すら幸せにつなげることもできる。レイの涙の使い方もまた、人間社会にあてはまるのではないでしょうか。
神様をモチーフにしつつも底の方に色々なことを滲ませた作品でした。
カクテルバーのふたりは今日も語り合っているのかな、と思わせるラストもいいですね。
作者からの返信
柊さん、作品へお立ち寄りくださり、コメントをありがとうございます!(*^^*)♡
一気にイメージが降りてきて一気に書いた作品ですが、描き出したい思いを色褪せないうちにしっかり物語に込められたような気がしています(*^^*)✨
レイもアイも、内面的には神というよりとても人間に近い存在ですね。辛い仕事をこなさねばならないサラリーマンというような^^;(笑)女神である彼女たちに、愛や死の苦悩に向き合うことの意味を考えさせてみました。
目の前にあることを、微かにでも輝かせるには。ささやかでも、目の前の人を幸せで満たすには。レイの向き合ったことはそのまま人間の心に当てはまりますね。
たくさんの☆をくださり、ありがとうございます!心より、深く感謝申し上げますm(_ _)m💐
死を届ける死神・レイと、愛を届ける女神・アイ。
同じぐらいリスキーな仕事をしているふたりは大変ですね。
だからカクテルバーにいるのかしら。
「ささやかでも、そういう温かな愛をもらえるって、とても幸せなことなのよ」……悲しみの中にも希望を点せると信じられるフレーズですね。老人の末期の眼には、死神が天使に見えたと思います。
涙の使い方を示唆するアイの想いとレイの優しさが渾然になり、素敵な結末でした。
読ませていただき、ありがとうございましたm(__)m
作者からの返信
ひいなさん、作品へお立ち寄りくださり、コメントをありがとうございます!(*^^*)♡
彼女たちのみならず、神々も疲労を常に蓄積しているのではないかという想像をしつつ、この「雲の向こうのカクテルバー」を描きました(*^^*)ここは、疲れた神々が好きなだけため息を落とす「神専用飲み屋」なのでしょうね(笑)
どれだけささやかでも、誰かに温かな思いを注ぐことは、その相手を深く幸せにする……アイは、やはり愛をよく知っている優れた女神のようですね。死神であるレイの中に眠っていた愛をも揺り起こしたのだと思います。
命を終える人間に僅かな時間でも幸せを与えられることに気づけたレイもまた、大きな幸せを得たのでしょうね。
たくさんの☆をくださり、ありがとうございます!心より、深く感謝申し上げます!(*´∇`*)💐
婭麟でございます。
死神様……イメージ違くてステキでした(*⁰▿⁰*)
優しい死神様に、最後は幸せにして頂きたいですね(#^.^#)
本当に、終わりよければ全て良し、です(≧∇≦)
心に残るステキなお話しを、ありがとうございました。
作者からの返信
婭麟さん、作品へお立ち寄りくださり、コメントをありがとうございます!(*^^*)♡
死神のイメージ、違いましたね!この話のアイデアが湧いた時、一般的な薄暗く不気味な死神とは違うしっかりと強い女性の姿が浮かんだのが嬉しくて、筆がめちゃくちゃ進みました♡(笑)レイに担当される運命の人間は多分間違いなく幸せですね……✨
たくさんの☆もくださり、ありがとうございます!心より、深く感謝申し上げます!(*´∇`*)💐
心や感情を持ちながら死や愛を仕事として扱うのは、相当しんどいでしょうね。
でも、というか、だからこそ、というか。レイのような死神に見守られて生を終えることができたら、それだけでそれまでの人生を肯定できそうです(*´ω`*)
作者からの返信
ちえさん、作品へお立ち寄りくださり、コメントをありがとうございます!(*^^*)♡
そうですね。運命を下す立場の者にもし感情があったら、これほど苦しい任務はないのではないかという気がしますね(>_<)
レイを動かしたのは、男性の穏やかな優しさなのでしょうね。不運に見舞われ続けても、その人生を静かに受け止め、優しさを失わないその心を知ったからこそ、レイの中に眠っていた温もりが動いたのだろうと思います(*´꒳`*)✨
たくさんの☆もくださり、ありがとうございます!心より、深く感謝申し上げます!(*´∇`*)💐
レイの優しさを、老人はちゃんと感じ取ることができたんですね。
世を去りゆく瞬間だからこそ、見えないはずのものが見えたのかもしれません。
彼はとても温かく美しいものを見ましたね。
レイの心にあったのも、ひとつの愛、ですね✨
作者からの返信
黒須さん、作品へお立ち寄りくださり、コメントをありがとうございます!(*^^*)♡
老人もまた、何者かから温かい愛を注がれているという感覚を、しっかり感じ取っていたのでしょうね。この世を去る瞬間に、自分に愛を与えてくれていた「何か」の姿を見られたことは、彼にとってこれ以上ない幸せだったのではないかと思います。
レイも、アイから「愛」を分けてもらったのかもしれませんね(*^^*)
たくさんの☆もくださり、ありがとうございます!心より、深く感謝申し上げます!(*´∇`*)💐
レイが男性が今までどんな人生を送ってきたか知ってるってことは、一人一人の人生をずっと見続けてきたのかな? だとしたら、かなり辛いはず。仕事が嫌になるのも当然か。
死も、愛も、使い方次第で善にも悪にもなる、そんな風に感じるお話でした。結局最後は人間自身の問題。振り回される神様は堪ったもんじゃないんでしょうね。
作者からの返信
黒中様、作品へお立ち寄りくださり、コメントをありがとうございます!(*^^*)♡
深く作品を汲み取ってくださり、とても嬉しいです!
死神は、死を下すその者の人生を全て情報として与えられるのではないかと、そんなふうに思いながら書きました。ボスから動画を見せられる、という感じに……何も知らない方が命を絶つ苦しみは小さいのかもしれませんが、きっとそうではないんだろうと。
まさに仰る通りですね。与えられた愛、与えられる死……どのようにそれを経験するのかは、人間に委ねられていて。土壇場で必死に祈るその声に何も応えられない神は、ものすごく辛い立場かもしれません。
たくさんの☆もくださり、ありがとうございます!心より、深く感謝申し上げます!(*´∇`*)💐
レイもアイも、サラリーマンみたいな立場ですね。神とは言え、上からの命令を忠実に遂行しなければならないなんて。
でも、レイは死神という立場の中で、できる事を精一杯やったと思います。
老人の最後の言葉がすごく印象的でした。
作者からの返信
Youlifeさん、コメントをありがとうございます!(*^^*)♡
そうですね。この物語では、女神たちは「ボス」の司令に従いながら与えられた仕事をこなし、同時に深い悩みを抱え……その姿は現代のOLにも似ているかもしれません。
この世の中を見ていると、もしかしたら神すらも抗えない強大な力を持つ何かが、神の上に存在しているんじゃないかと……そんな気がするのです。それが、この作品中の「ボス」ですね。
レイは、重い苦悩に満ちた任務の中に、自分のできることを見つけました。死神の姿は見えなくても、その温もりは老人の心にしっかり伝わっていたのだと思います。
たくさんの☆もくださり、ありがとうございます!心より、深く感謝申し上げます(*´∇`*)💐
愛が幸せとは限らない。数多くの愛を届け、悲しい結果もたくさん見てきた彼女だからこそ、その言葉は重いですね。
そしてそれとは逆に、死を目前にした時だって、幸せを感じることはできる。死を運ぶのが死神の仕事なら、最後の瞬間にほんの少しの幸せを与えてあげられるのも、レイにしかできないことだと思います(*´▽`*)
作者からの返信
無月兄さん、コメントをありがとうございます!(*^^*)♡
まさに仰る通りですね。「愛情」がとても強い感情だからこそ、それが負の方向へ向かっていく力もまた凄まじいものだという気がします。
愛が「動」ならば、死は「静」かもしれません。最期までの短い時間に、静かな幸せをその人に降り注ぐことができると気づいたレイ。彼女のにのしかかる苦悩はきっと大きく和らいだでしょうね(*´꒳`*)✨
たくさんの☆もくださり、ありがとうございます!心より、深く感謝申し上げます!(*´∇`*)💐
神様って、案外不自由ですね。死を運ぶだけ、愛を運ぶだけで、誰にどんな形で運ぶかは、自分では決められないだなんて。
だけど限られた自由の中で、老人に幸せを与える事はできましたね。
素敵な涙の使い方を、見つけられたレイ。これからも悲しい場面は幾度となく訪れるでしょうけど、きっと前よりも目に映る世界は輝いているはずです(*´▽`)
作者からの返信
無月弟さん、コメントをありがとうございます!(*^^*)♡
もしかしたら、神様は「決まった運命を与える」だけで、「救う力」はないんじゃないか、なんて、時々思うのです。もしそれがあれば、もっと大勢の人が救われているはずで……💦
まさにその通りですね。レイも、背負ったものの重さから逃れることはできませんが、その制限の中でできることを見つけました。彼女の担当する最期を与えられた人間はきっと幸せですね(*´꒳`*)✨✨
たくさんの☆もくださり、ありがとうございます!心より、深く感謝申し上げます!(*´∇`*)💐
最期の瞬間まで、寄り添う。
なんて美しい涙だろうかと……。
うまく言葉が出てきません。この物語を書いてくださったことに、感謝します。
作者からの返信
プラナリアさん、作品へお立ち寄りくださり、コメントをありがとうございます!(*^^*)♡
この作品は、ストーリーやキャラクター、台詞などがどどっとに心に降りてきた感覚があって、それらが消えないうちにと一気に書いたものでした。美しく細やかなお言葉をいただき、とても嬉しいです!✨
たくさんの☆をくださり、ありがとうございます!心より、深く感謝申し上げます(*´∇`*)💐