第11話

学校に到着した僕は、いつものように席につき、リュックから荷物を取り出し、机に入れていく。そうしていると、僕は不審なことに気がついた。僕は東の方向を向くと、一人の女性がいた。同じクラスメートの 中田弘子さんだ。前から気にはなっていたが、先程から彼女はおかしな行動ばかりとっている。一人でなにかブツブツ喋っているし、教室の周りを何もないのにうろついていたり など、不自然すぎる行動ばかりとっている。そして彼女は今、机に落書きをしながら1人でブツブツ喋っている。失礼に値するかもしれないが、子は親に似る という言葉もある。これといった根拠はないものの、犯人の娘 となってくるともしかしたらこの人なんじゃないか、と思い始めていた。もう一度言う。全く根拠はない。僕は彼女のことについて調べてみることにした。リュックからスマホを取りだし、SNSで彼女のアカウントを探した。すると意外と早く アカウントを発見できた。投稿を見てみると、現代社会に対する怒りと妬みが込められた。

「なぜ今の社会は混沌が紛れているのか」

その投稿を見て僕は、本当にその通りだと思った。今の社会には混沌しかない。そしてこれは10年前の事件に照らし合わせることも可能だ。この事件の行先は混沌としている。全くと言っていいほどゴールが見当たらない。

そしてこの投稿に僕はこうコメントを添えた。

「この世界は、本当に汚い。」

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贖罪 @rinne_0614

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