一章 学園へようこそ??転入編 第8話 手合わせ決着

「あれをやるのね」

「…それが礼儀…」

そう答えたときアレフが首を出した

「…それでは…失礼~カプッ…」

「〰あれは吸血鬼一族の狂歌〰」

禍禍しいオーラをマリンが放ちだした。まるで全てを凍てつかせそして焼き尽くす火と水のオーラである

「なによあれ規格外にもほどがあるでしょう!」

「美香がみるのは初めてですものね私達は三年ぶりかしら」

「マリンがーきれたーー」

そして再びコートに戻ってきたマリン

「…お待たせ…数少ない…吸血鬼一族…生き残り…水の柱の歌姫…本来の力を…教えてあげる」

「〰予想外すぎたよでもそれなら納得ね〰最終戦僕も最後の力を振り絞るつもりで行くよ

〰」

「…京平…無限シリーズの…使用許可を…」

「そこまでされて拒否はできないよ全力でやりな」

お互いに定位置につき準備を始めた

「それでは最終戦を始める」

京平のかけ声と共にあたりの空気がピリついたそして

「〰究極奥義〰コズミックテンペスト〰」

「…氷と炎の狂宴…全てを喰らい…全てを無に…無限氷炎…カラミティノヴァ…」

お互いの渾身の魔法が中央でぶつかり今にも爆発しそうな勢いである。コズミックテンペストはブラックホールのような球体から嵐のような風が吹き荒れる。半減杖がなければこの辺一帯が全てなくなっているであろう

そして無限シリーズの1つ無限氷炎カラミティノヴァこれは相対する属性を使役するとても困難な技術で無限に凍てつかせ無限に焼き尽くすマリンの奥義の1つかつて王都を全壊させてよほどのことがない限り使うことはない

「〰私は負けられない〰あそこを出てきたときそうきめたから〰」

「…私も…主の前で恥を…さらすことはてぎない…」

二人がさらに力を込めたとき互いの半減杖がひび割れて折れた、そして

「〰キャーー〰」

プルークに氷と炎が襲ったつまりマリンがかったのだ

コズミックテンペストも吸血鬼状態もかなりの消耗をするので2人が回復するのを待っていた。

「ミーカよこれ大丈夫なのか」

アレフがふいに訪ねた理由は2人が強すぎて半減杖でも中が壊れた箇所があるためである

「プルーク様に代金が行くかと、と言っても特待生なので支払いもないかと思われます。」

「ならいいが、それにしても血を久々に抜かれるとぞわぞわする」

アレフは吸血されたために首を押さえながら言った

「…アレフ…ごめんね…やっぱりあなたの力が…一番扱いやすいから…」

「まぁいいが」

「…プルーク…楽しませてくれた…御礼…水の姫の加護…あげる」

「〰そんなものもらっていいの?〰」

「…いいよ…貴方水魔法…少し苦手そうだから…」

「〰そこまでわかるのね〰」

「…うん…これを使いこなして…また私をわくわく…させてね…行こう京平」

こうしてド派手な手合わせは幕を閉じたのだった

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