一章 学園へようこそ??転入編 第5話 邂逅3

俺達は教室を出てソヴィーと別れた後、美香に寮へ案内してもらうため歩いていた。

「美香大丈夫か?」

「この学園では力が物をいいますからね」

この答えにたいして澄乃が

「貴女は普通に強いはずですが何かあったのですか?」

アレフ、マリン、ライちゃんも続けて

「お主からは強そうなオーラがでているのになぜそれを隠しているのか」

「…強そう…」

「あとで手合わせしてよーー」

「皆様、お気持ちはありがたく受け取りますがこれは自分の流派や技が関連するため弱いのです」

「そういえばそうでしたね。あのスキルでは、しかも友達もいなそうですし」

「澄乃、ずいぶんと口が悪くなったね。昔とは大違い」

「人は変わるものよ。いつでも…ね」

ガールズトークをしばらく聞いているとグラウンドの端でたおれている人を見つけた。

俺は走ってその子のもとに駆け寄った

「大丈夫ですか?」

見かけは白髪セミロングで身長が140あるかないかの見た目が幼女だった

「…………」

「おい、返事がないぞ美香どうするよ」

「今、メイド長に連絡入れてみます。」

「その必要はない」

アレフがそう言い出したその途端

「……スゥ……スゥ……」

と寝息が聞こえてきた。俺と美香は漫才や劇のように倒れた

「おはよう〰あなた達誰?」

「明日から転入する郷沼京平だ」

「桜乃内澄乃です」「アレフ・ナナリーよ」「マリン」「豪雷鬼なのー!」

「そのメイドのミーカです」

「ん〰、さとぬー、すみのん、アレニャン、リンリン、ライちゃん、ミーにゃん覚えた」

「さとぬー?」「すみのんは昔呼ばれてましたね~」「アレニャンとか…私はもと王女だぞ」「……あだ名初めて……嬉しい…」「私だけふつうだーー」「にゃんですか」

様々な反応あがったなか幼女が自己紹介しだした。

「私はプルーク〰プルーク・金森〰勝クラス2学年魔槍使い〰とても強いよ」

ない胸をはり自慢げに話してきた。それを聞いたマリンが珍しく

「…あなたの魔法面白そう…手合わせしよ…」

あまり戦闘が好きではないマリンにしては珍しい。多分知識欲がでたのだろう

「〰あなた面白そう〰いいねやろ!〰私の特権を使えば小ホール位なら抑えられるから〰夕方17:00位にきてよ」

「…わかった…」

こうして決闘の前日にマリンVSプルークの手合わせが行われることになった。

…あれ?寮への道の案内は!!どうするの…

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