一章 学園へようこそ??転入編 第2話 着いたな2

学園までの道中、何故かこの区画だけには一定数のモンスターが現れる。倒しても無限に湧き出て襲いかかるものが多いが温厚な者もいる。

グ、グ、グギャャャャ~

頭には鮫、体はゾンビのようなモンスター、シャービックが林の中から鎌を持って走ってくる。

「京、モンスターですよ。」

「私の銃で一撃だな。私の銃が火を噴くぜ!!」

「…この距離なら私に…お任せ(ゝω・)(無表情)」

「ねぇ、あいつ殴っていい!いいよね!答えはきぃ」

「アレフ、マリンそして特にライちゃん駄目ですよあれは京に久々にやってもらいましょう」

「えっ、俺がやるの?楽できると思ったのに。良いじゃんここに戦いたそうな人がいるんだから~」

「そうだよ久々にガトリングぶっぱしたいんだよ」

「……水攻め?…氷漬け?」

「1回でいーいかーら殴らせーて、おーねーがーい」

「皆さん何か言いましたか」

澄乃の蔑むような目と低いトーンによる一言により

「「「「す、すみませんでしたーー」」」」

そういうと俺はマジックウェポンを取り出した。マジックウェポンとは脳内でイメージした形の武器を創り出してくれる優れもの、俺が色んな戦い方をできるためこの武器の方があらゆる状況に対応できるために使っている。

使い慣れた剣をイメージし剣を構えシャービックに向かい走り出す。

グギャャャャグギャーーーグギャャャャグギャャャャグーー

シャービックが鎌を何度も振り回すが一撃目を剣で弾く以外は全て避ける

「さっきからギャーギャーうるさいんだよ流水流ー首盗」

シュッ!スパッ!と綺麗な音と共にシャービックの首が落ちた

流水流とはうちの流派であり流れるような動作でかつなるべく一撃で相手を仕留めるのがモットーであり、無いわけでは無いが連撃を浴びせることもあるが邪道とされる

「お見事!」

「やるーー!」

「………(^_^)b……」

「いいなーー」

「まあ、こんなもんだよね!なまってなくて良かったよ」

「では、学園につくまで頑張ってください」

「エッ??」

「嫌な予感がしそうなので体を慣らすためです!(ニコリ)」

目がとても笑ってない澄乃さん。この状態で逆らうとボコボコにされそうなのでうなずくしか無かった

「あっそうだ、アレフ、マリン、ライちゃんは3体までなら倒してもいいですよ」

「よっしゃ!ガトリングぶっぱなすぞーーオラオラオラオラー」

「貴方はそれでも姫でしょ言葉使い!!」

「……津波がいい?……冷凍保存がいい?…」

「周りに被害が出るのでもっと規模を抑えてください!!💢」

「響け雷!ドォーーーーーン」

雷の1発が澄乃の近くに落ちた

「あっやば!」

「貴方は今私を狙いましたね?覚悟はできてますよね!💢💢💢」

「ごめんなさーーーい」

その後学園につくあいだアレフはモンスターを倒しすぎて澄乃に叱られ、マリンは大規模魔法を詠唱中に澄乃によって気絶させられ、ライちゃんは澄乃との鬼ごっこが始まっていた。俺はというとモンスターに囲まれたり倒すのに必死で、その様子を楽しんで見ることができなかった。ライちゃんがイタズラとして澄乃のスカートをめくりあげた所だけは戦いの振りをして少し見てしまったのは内緒である!!……内緒である!!

「着いたなー」

俺たちが入学するクレフェリック学園

戦・闘・武・勝の四つのクラス学年は3年までだが3学共同学習という珍しい学園である

強さでクラスが別れているわけではないらしいく戦闘祭等の行事があるとパンフレットに載ってた。そして学生寮ここは強制入寮でほとんど島に隔離されているようなものだ。そのため学生証があれば電車や移動エレベーターに乗れ繁華街の中央都市にいける。

そしてこのビブリー諸島では3学共同学習の学習形態ほとんどがとられてるいる。

つまり学生証がないのでモンスターを倒しつつ学園まで行かなくてはいけなかったのだ…

「前回に着いたくだりはやりました、長くなるのでので今回はもうやりません」

「あっ、そうですか」

「それと京、私が見ていたのを気づいていないとでも思いましたか?」

「ナンノコトデスカ?」

「しらばっくれても良いですよ!どのみち後でボコボコにすることに決めていましたし貴方の父親からもやってもいいと言われていますので!」

学園に着いたがおれの運命オワタ\(^o^)/

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