おおお、これは深い……!
特にキッパーさんと蟻たちの最後の会話。
牛乳瓶のオバケなんて称された、かつての大阪万博のモニュメントについて、記者が「あれはどういう意味ですか?」と尋ねて、岡本太郎氏は「意味なんてない」とすっぱり答えたという話が頭を過りました。
様々な側面・要素、そして巡りのある「人生」を蟻の巣に例えたのは素晴らしい発想です。今、蟻であること、ひいては人間であることにも、何の意味もありませんもの。
久々にお邪魔することが叶って、いきなりぶっ刺さってます。
作者からの返信
蒼翠様
お久しぶりです。いやー、ここしばらく、仕事の関係で活動を控えていますので、コメントいただけて喜びがはじけています。
子どもの頃から蟻の巣のイラストが描かれた図鑑が大好きで、いや、巣が興味深かったわけで、それでここに導入した気がします。部屋がいろいろ分かれてるという、昆虫の知恵がすごい。
岡本さんのエピソードは考え深いです。芸術家も、適当に意味をでっちあげたり、後付けしたりも可能ですから、岡本さんの場合、パッション、って感じですものね。
キッパータックは今年中に完結する予定だったのが、しばらくはお預け、かもです。でも仕事が片付いたらすぐ続きを更新したい……!
人生の巣という表現…
これは…凄い発想ですね!
『決まっている』という蟻の言葉から、
運命と言えるのかも…
いいや、蟻の巣は複雑に分かれているから、
運命を選択出来ると云う事か…?
本当にこの作品の世界観を楽しませて頂いています!
有難う御座います。
作者からの返信
いえいえ、こちらこそ、なかと様にはコメントまでたくさん頂いて、感謝しております。
こちら、夢の中の家に辿り着いたら、そこにある品物で自分の人生で手にする「富」がわかる……というお話を読んだことがあり(物語ではなく、実際の体験話らしいです)、それのパロディですね。
ああ、他の方もチラホラ読んでくださっていますが、現在第8話の執筆があまり進んでおりません……。
これから少し退屈な話が続くかもですが、第7話は笑えることに関しては自信作です。
で、力尽きてしまって、筆が止まってるんだと思います……。
頑張ってみます……。
区切りのよいとこまで、と思っていたのに「もれなく憂いが引き起こされた」とか読んでしまったら!
ああ、キッパータックは私なのかもしれない!(おろろん)
作者からの返信
スロ男様 こんばんは。
いつも応援をいただきまして、ありがとう存じますです。
スロ男様の「おろろん」がどんな「おろろん」なのか想像することしかできませんが、キッパータックの悲しき巣の内容に、スロ様が心優しく同情してくださったことはたしかだと思います。
わたくしの人生も「おろろろ〜ん」がたくさんありました。今もそうかもしれないです。おろろんでも楽しくやっていきたいです。