応援コメント

蜘蛛を飼う男(2)」への応援コメント

  • こんばんは。崇期さんの作品なので、きっと面白いはず……と思いながら、気になっていたものの、大作なのでいつにしようかドキドキしながら読み始めました。

    登場人物の紹介から、私的にはワクワクする気持ちでいっぱいでした。
    少しずつ大事に読ませていただきます。

    蜘蛛を飼う男、面白かったです!
    すごく起伏のあるストーリー展開、文章というわけではないのに、読んでいるとムズムズするような心地よいワクワク感を感じます。

    落ち着いて読ませて頂ける時間を見つけて、またひょっこりうかがいます。

    作者からの返信

    ヒニヨル様

    コメントをありがとうございます!
    きっと面白いはず、と長編にお越しいただけるなんて、感無量です。

    何せ長いし、他の方の作品も魅力的なものがたくさんありますから、こちらは地味でもあるので中々ですね……

    ただ私にとっては、こういう小説が読みたい、と思って書いたものです。前半はユーモアを意識してニヤリとできるもの、ドタバタしたものもあります。

    今「完結」に向けて書いている所なので、またお時間がある時に読んでいただけるとうれしいです。

    またいつでもお越しくださいませ。

  • とても、おもしろかった! 私にとって、まさに「こんな小説が読みたかった」といった物語でした。設定や登場人物紹介だけでも魅力的です。不思議な砂の滝や蜘蛛たちも、するすると飲み込めてしまう、流れるような筆運びに感じました。ちょっといい加減な男なのかな、と思われたキッパータックが、実は結構いいヤツそうで、どことなくとぼけた感じもして、仕事に生真面目な樹伸との対話も、おもしろかったです。続きも楽しみに読ませていただきます。

    作者からの返信

    @sakamono様

    うおおおーっ(歓喜)。
    物語もカクヨム内では地味だろうし、どうせ、どうせ……といじけながら書いてた記憶があります。「こんな小説が読みたかった」とか、一番うれしい言葉です。私も自分が読みたいものを書きたい、と思っていますから。


    キッパータックはおっしゃるとおり、とぼけたやつです。魅力ある主人公ではありませんが、またお暇があればいつでもいらして下さいませ。長いお話ですが……。

    コメントをたくさんいただきまして、恐れ入ります。

    編集済
  • 魅力的なキャラクターに世界観、そしてそれらを彩る描写力……!
    不思議な世界にグングン引き込まれました。
    こんな素敵な作品を読めることに幸せを感じています。
    少しずつ読んでいきたいと思います。

    作者からの返信

    坂本様

    長編まで読みに来てくださって光栄です。
    この長編をアップしたくてウェブ公開をはじめたのですが、カクヨムで人気の作品にはとうてい及ばず、ウェブ向きじゃないのだな、仕方ないと諦めていたわけですが、このように「おもしろい」とお声をかけてくださる方もちらほら現れ、それだけでもう、うれしいかぎりです。

    ユーモア小説なので、内容が「!」みたいになるかもですが、お気に召しましたらまた遊びに来てください。

  • キッパータックさんと蜘蛛たちの関係、なんとも切ないですね。
    変身するってそういうことかあ、と納得もしました。
    そしてやはりざわざわ〜と集まって、さらさらと、それこそ砂粒のように解けていくような蜘蛛たちの動きが想像できて、素晴らしいです。

    大庭を繁盛させようとする国や樹伸さんの話は理解しつつも、そうじゃないんだよなあと心の片隅で思っていそうな庭主かつ清掃屋さん。
    本業が清掃であるというあたり、どこかアイコニックというか、何かのモチーフであるようにも感じます。

    作者からの返信

    蒼翠様

    第1話のご感想ありがとうございます。
    蜘蛛を入れたのは、以前書いていた長編で浮かんだアイディアをもったいないので再利用した形ですね。元々は手品師が飼っていて、生活が大変なので、蜘蛛のお金を使ってた、というとんでもない話でした。
    しかしそれだと道義的にどうかと思いましたので、主人公にはちゃんと手に職があるように設定し直した、という感じですね。

    深い洞察をいただきまして、ありがたいですーm(__)m


  • 編集済

    少し前に、ネイチャー番組か何かで、小さなアカアリたちが寄り集って筏になり、洪水でも溺死せずに乗り越えて行く様子を見ました。クモのカップも実現できそうで、不気味な愉しさです。また、作者の意図とは関係なく、なぜクモがモチーフにされたのか、その必然性のなさにナンセンスを感じます。もう一つ、子供の頃、クモとカニが親類だと聞いて以来、どこかの科学者が殻のないクモのような食べやすいカニを作ってくれないかと期待しています。
    さて、以下は少しキツイ声援になりますが、崇期様なら絶対に赦して下さるものと硬くひとり決めして申し上げます。
    崇期様の文章は必ずしも硬くはないように思います。確かに漢語や文語がコツコツ爪先に当って来る意味での硬さや、日本語としては普段使いされないような言い回しの起伏はありますが、巧くはまるとしなやかな妙味につながっていて、肌触りとしては、むしろのびやかな豊かさがあり、淡々と語られている間は「物語り」を聞いている幸福感と満足感に浸れます。ただ、この章に関しては、場面が動き出すと、無駄に振りかぶって空振りするような、大げさな表現になりがちで、力み返ってわざとらしくなる分、文章の格調が損なわれているように見えました。ぼく自身は他の方々に比べて、たかぶった、あるいは構えた表現に対する忌避感の強い人間ですので、偏った意見でしたらお赦し下さい。

    作者からの返信

    引き続きありがとうございます。

    そうですね、この後の章でも、文章が簡素なものになり、ただ時々現れる大げさな表現、みたいになっています。その辺のバランスというか、「損なわない」というところを考えていきたいですね。今読み返すと、たしかに「消えてなくなってる?」と思える部分もありました。これは私の想像ですが、おそらく登場人物の「セリフ」や動きに私の意識パワーがとられてしまったんだろうと。それから蜘蛛が出てきた辺りですが、おそらくおっしゃっているのは「韻」をわざと踏んでいるような部分とかでしょうか? 今後もきっとそうなっていると思いますし、変な部分がありますね。色々な方が読まれていますので、読み直して少し手を入れてみます。

    昨日、最初の部分だけ、少し変えてみました。自分でも驚くほど読みやすくなり、もっと考えるべきだったと思いますし、友未さんのおかげです。

    私の方こそお礼を述べさせてください。このような講評は頼まれてもなかなかできないですよ。このように丁寧に読んで頂けてうれしい限りです。他の方に羨ましがられるかもしれません。これでさらに良い作になるのでしたら、喜び以外ありません。40話あるので少しずつ手入れします……庭のように、やや雑草が生えていますね。

    編集済