応援コメント

第1話 蜘蛛を飼う男(1)」への応援コメント

  • いいですねえ、とても面白そうです。というかすでに面白いです。なるほどなるほど。
    当面はキッパータック氏の謎に迫る感じなんですかね? 多視点からドーナツを作って、穴を顕在化するような?
    野暮なことはいわず、読み進めるが吉か。

    作者からの返信

    スロ様 こんにちは。

    キッパータック氏は、当面でさえまかなえないほど謎なき男なので、代わりに風変わりな人物、おかしなキャラが続々登場する感じです。

    段々主人公が薄くなる物語ですが、これ以上はネタバレだといけませんので、口をつぐみます。

    いろいろ読んでいただき、コメントまで、あんたは良い人や。大層ありがとうございます。

  • 早速お邪魔いたします。
    丁寧に描写されていて、情景の明暗まで浮かんでくるようです。お二人の温度差もわかりやすく面白い。滝を形成する透明な砂の存在も魅力的ですね。わあ、どこからそんな発想を……!と憧れてしまいます。
    こちらのお庭に丁度いい留守番ができたようで良かったです。笑

    作者からの返信

    蒼翠様

    さっそく遊びに来てくださり、うれしいです!!!
    この長さと、このみっちりした文章となると、お忙しい皆さんには中々読んでいただくことも気に入っていただくことも叶わず、コメントをいただけるだけでも本当に感激です。

    自分では好みなのでいいのですが、やはり流行ではないな、と。
    カクヨムコンにも出してはいますが、まあ、難しいでしょうねぇ……。

    面白がっていただけたとしたら、うれしいことです。
    情景の明暗、という細かな所までご考察いただきまして、自分でも「なるほど」と思いました。これからまた新編を書くときに意識してより良い物が書けるよう考えてみたいです。

    お忙しい中、ありがとうございました。


  • 編集済

    「いまどきの」ファンタジー小説が好きではないために、これまで見落としていました……こんなに凄い作品があったなんて! まだ一話めしか読んでいないのに、と思われるかもしれませんが、既に興奮しています。まるっきり海外作品の翻訳にしか思えない文章! 丁寧な描写を正確さを心掛けて書かれてる感じというか、やや硬めだけど場面が思い浮かべやすい、するする入ってくる文章。素晴らしさにニヤニヤしてしまいます。

    “「わかっていることは」彼は答えた。「この砂は~” ←たとえばこういうところ! もう原文(?)まで思い浮かんじゃいますよね、崇期さんがこれまでどれほどたくさんの海外作品を読んでこられたかわかる気がするほどです。いや~もうめっちゃ好きーー! 文字の詰まり具合といい、弩ストライクです、最高です!
    ゆっくり少しずつにはなるかもしれませんが、楽しみに読ませていただきます♡

    作者からの返信

    烏丸様

    こんにちは。拙作にフォローいただいたことは気づいていましたが「まさか!」と、そこまで気に入っていただけるとは思わず、うれし涙です!!!

    私は考え方も流行になじめず、こういった、紙の本ならまあ、わかるけど……といった文章にしてしまい、今まで数名の方が読んでくださっていただけで、閑古鳥でございました。カクヨムでは無理かと70〜80%は諦めておりました。
    「めっちゃ好き」とか文章の詰まり具合もストライクであるとお伺いでき、本当に感無量です。

    ユーモア小説を意識しており、笑いに関して一番の自信回は「第7話」ですが、後半にかけてややシリアス調になります。
    また素人ですので、この文章のリズムも時々波があるかもですが、ずっとアトリエには置いておくとは思いますので、お暇な時にお読みいただければ幸いです。

    この度はうれしいコメントを本当にありがとうございましたm(._.)m
    感謝いたしております!!!

    編集済
  • 一話目を読ませて頂きました。
    素晴らしい文章です!
    徒にたかぶることのない翻訳調の、丁寧に包み込んで行くような語り口が、ずれ気味の世界観のとぼけた味をかえって引き立たせ、同時にライトノベルとは呼べない文学的な楽しみを与えてくれる、上質のエンターテインメントだと感じます。文章の後に隠れた理屈や論理のくすぐりも、実にぼく好みで、大好きです。このまま崩れず四十話続いて行くとすれば大変な筆力の持ち主では!
    細かい疑問点が二つ。冒頭一文目の「じゃない」などの軽めの言葉遣いは純文学志向の強い読者からは敬遠されそうです。特に必要のない場合は「ではない」と落ち着かせた方が文章に風格が備わるように思います。二点目、翻訳調の言葉遣いが、たまに文法を逸脱しかけたり、意味内容を曇らせたりしそうになっているような気がしました。

    作者からの返信

    友未様、お疲れ様です!

    長編まで読んで下さったんですね。冒頭の件ですが、実はあの部分が一番気に入っていません。何度も他に変えようと迷ったのですが、いい文句が浮かばず、そのままにしました。なので、こだわりがあるわけではない。おっしゃるとおり、堅い文章ですから、口語調に揺れがない方がいいと思います。さっそく読み直して変えるべきところは変えますね。

    この文章を読まれて、すぐに「翻訳調」と見抜くなんて……。 友未様はやはり相当な書き手さんであり読み手でいらっしゃるのだなと思いました。実は私は普段海外小説しか読まず、あの大学教授たちが書いた堅苦しい知的な文がものすごく好きで、ユーモア小説だから面白いかもと、わざと真似しているのです。

    少々しつこくなったり調子に乗りすぎてこんがらがってるかもしれませんね。気をつけたいと思います。

    このお話は自信作ですが、残念ながら、カクヨムではほとんど読んでもらえません。ノベルデイズというサイトにも投稿していて、そちらは結構読まれてはいますが、コメントはなし。なので反応がわからないところでした。

    カクヨムはコメントでの突っ込んだやり取りはどちらかというと禁止されており、厳しい講評が欲しいときはそういう自主企画に参加しなければもらえません。でも、応募はほとんどが純文学ですので、私は参加できず、こういった丁寧なご意見を頂けて本当にありがたいと思いました。

    詩の方も、自分が気に入ったフレーズを、他の雑多なガラクタ言葉で埋もれさせるのはやめて、もっとシンプルに作ろうかと考えています。友未様のおかげで新たな指標ができました。私から「野暮ったさ」は抜けないでしょうが、通常なら友未様のような美意識の高い方とは正反対で、読んでもらえないかもしれないところを、このように少しでも「好きです」と言われ、自信が持てました。

    私は文章が好きになった方はジャンルを問わず読む方です。友未様の作品は私の好みに間違いないので、また読ませて頂き勉強させてもらいます。

    長くなりまして、すみません。失礼いたします。

    崇期




    編集済