第3話 散髪

翌日、朝早くから、忘れ物がないか、最後の確認を今は車に乗り引越し先に向かっている。

俺の引越し先は前住んでいた町より、都会だ。


☆☆☆

それから、数時間車に乗り、ようやく、新しい家に着いた。

引越しの荷物を運び終えた後


「母ちゃん、俺この髪型もうやめるから散髪代ちょうだい」

「あんたその髪型やめるんかい、かっこいいのに勿体ないね、はい、散髪代」

「サンキュ〜、俺は今日普通になるだ」


母ちゃんから散髪代を貰ったあと俺は近くの美容院に来ている。


「いらっしゃいませー、髪型はどうなさいますか?」

「髪型は、、、このアニメキャラのような髪型にしてください。」


俺は手に持っていたスマホを定員に見せる

俺のスマホには今好きな漫画のオタクキャラが表示されている。髪型は前髪が目にかかるぐらいでメガネをしている。


「今のままの方がかっこいいですよね?」

「俺は今日から普通になるからこれでいいんですよ」

「それならいいんですけど、、、」


定員がヤバいやつを見る目でこちらを見ている、、、


それから1時間ぐらい


「お客さん、終わりましたよ」

「お〜」

俺は鏡を見て感動している、これだ!これ!

いい感じじゃないか!


「これに加えて家から持ってきた、このメガネをかければ完成!」

おーー!!!!!ますますいいぞ!最高だ


「喜んでもらえたのなら良かったです、、、」

だからそんな目で見ないでくれ


「ありがとうございました」

俺は急いで店を出た、、、


☆☆☆

散髪を終えた帰り道、引っ越してから、荷物運びや散髪やらしたのでもう辺りは真っ暗だ。


ほとんど人が居ない道を歩いていると何やら人声が聞こえてきた、、、


  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る