第28話 もうすぐ夏休みだ!
時雨「あちー。だりー。」
花音「おはよう時雨!元気ないじゃーん!子供は風の子元気な子だよ!」
時雨「子供じゃねーし!ってか絡みもだりー。」
川田「シャツはちゃんとズボンに入れなさい!そして、腰でズボンも履かないの!!」
時雨「ガリ勉くーん、うるさいよー。」
川田「うるさくない!」
呆れた花音が割って入る。
花音「まぁまぁ2人とも。それよりも、もうすぐ
夏休みだねー!2人はどっか行くのー?」
時雨「俺は、父親に修行付けてもらうよ。ダルいけど父親が「rankBだとー!几一族の名がすたる!修行じゃ修行!!」って父親が張り切ってたからさ。」
花音「そーなんだ!確かに時雨のお父さん頑固だもんね(笑)」
時雨「そーなんだよー。ほんとダルいよ。」
花音「川田君は?どっか行くのー?」
川田「わっ私は。。。」
花音「私は?」
川田「US。。。」
花音「なんて?聞こえないよ?」
川田「USJに行きます。。。」
花音は目を輝かせた!
花音「川田君も遊ぶ事あるんだね!びっくりしちゃったよ(笑)」
川田「こっ、コレも修行の一環だ!!」
時雨「無理すんなってー。遊べる時は遊ぶのも一つだから、川田君は悪くないよーっと。」
川田「うっ、うるさい!私は席に戻る!」
花音「あーぁ、行っちゃったー!USJ良いなー!
私なんか華道、茶道、料理を勉強しなさい!!ってママに言われちゃってさー。夏休み遊べるかなー。ねーねー、何人か誘って海でも行かない?」
時雨「父親から開放されたらなー。」
花音「私もお父さんに言ってあげようか?」
時雨は右手を、ブンブンと振って見せた。
時雨「やめてくれ、修行がキツくなるだけだから。」
花音「そっかー。何人かクラスメイト誘ってみるよ!」
時雨「はいはーい。」
こうして、俺達の夏休みが始まるのであった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます