第20話 上級生の見学体験②
キーンコーンカーンコーン
午前の授業が終わり、
1年生は全員グラウンドへと集まった。
神崎校長「えー、皆さん。各担任の前に2列になって下さい。これから、先輩方の授業を見学させていただきます。先輩方の邪魔だけは、しないように!では、お勉強の時間です。各担任の方々、宜しくお願い致します。解散。」
真宵先生「ほら、みんな行くぞ。」
生徒達「はい!」
クラス毎に、バラけて行った。
真宵先生「まずは、魔法使い族の授業を見学するぞ!」
アリス「やったー!楽しみだなー!ルンルン!」
真宵先生「アリスは、ウチのクラス唯一の魔法使い族だから、良く見とけよ!」
アリス「はい!」
真宵先生「魔法使い族は、物質の具現化を主に授業している!戦闘機を創り出したり、空を飛んだり、自分の分身を創り出し、戦闘に使ったり、「魔導師の石」と言う、魔法使い族にかかせない魔力をためる石を創り出したりする。」
アリス「私も魔導師の石代わりの笛持ってるよ!
石に出来れば、みんなペンダントにしてるんだ!
私も、欲しいなぁー。」
真宵先生「アリス、お前もこれから頑張って、偉大な魔法使いを目指せ!」
アリス「はい!」
黒岩「真宵先生、こんにちは。可愛い子達ですね!」
アリス「rankSSの雀さんだ!」
黒岩「君が、このクラスの魔法使いかい?頑張って立派な魔法使いとして、鍛錬するんだよ!」
アリス「ありがとうございます!感激です!」
真宵先生「お邪魔したね!授業に戻ってくれたまえ。」
黒岩「真宵先生、ではまた。」
真宵先生「次は、妖精族の授業を見学するぞー。
妖精族は、主に回復や結界の勉強をしている。この街を守っているのも、一般人と妖精族で大きな結界を張り巡らせている。高校を卒業したもの達は、病院に就職する人が多いです。」
貴船「真宵先生、ごきげんよう。」
真宵先生「おぉ!凛か。研究は進んでいるか?」
貴船「結界の強化を進めております。ここだけの話、最近デーモンの出現率が高まっています!
結界を破って来るデーモンが増え出しました!
早急に、新たな結界を創り出しております!」
真宵先生「頑張っておくれ!頼んだよ!」
貴船「はい!」
真宵先生「最後は一般人の授業を見学します。
一般人は、自分の能力強化を主にしています!
戦闘型とサポート型に別れて、自分の能力を、
最大限に引き出す為の授業となっている。」
真宵はゆっくり、目の前を指さした。
真宵先生「一般人には、特別な対人戦専用グラウンドを設置されている。そこで、チーム毎に別れて、戦闘力を上げている。この前、チームに別れたと思うが、1年生に組んだチームは、そのまま3年生まで続くのだ!だから、チームの強化をはかった授業が主になっている!」
龍崎「真宵先生、ちゃーっす!」
真宵先生「おぉ。龍崎か!」
龍崎「今回の1年生に、几一族の子がいると聞きましたが、本当でしょうか?」
真宵先生「おい、時雨!」
時雨「はい。」
龍崎「久しぶりだな、時雨!小学校以来だな!
俺の事覚えてねーか?まぁ、良いけどさ(笑)
時雨、強くなれよ!!」
時雨「はい。」
生徒達の先輩方の授業見学は、
一通り終わった。
真宵先生「上級生の授業見学どうだった?
ちょっとは、自分達の刺激になったか?」
川田「はい!とても勉強になりました!」
綾杉「俺は、妖精族に入るのかな?自然の治癒能力だけど。どーなんだろ。」
真宵先生「君は、このまま行けば、良い妖精族になれるかもな。」
真宵先生「今日は、ここまでだ!各々、自分の能力が何に使えるか、なんの為に使えるのか考えて起きなさい。では、解散!」
クラスのみんなは、各々帰っていった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます