第2回:なりきり界隈とRP界隈の違い

 今回は“なりきり界隈”と“RP界隈”の違いを語っていきましょう。

 こちらの「なりきりと創作と数奇な人生」では大学の講義らしく淡々と説明していきます。

大学の講義ってこうやって淡々と喋る講義が多いですよ。とは言っても筆者は喋っている訳ではなく、ただ淡々と書いています。それでは面白くないので第3回で面白い話をしますので見てくださると嬉しいです。


 さて、第2回を始めましょう。

“なりきり界隈”は大きく分けて2種類あります。

 版権なりきりと創作なりきりです。


 版権なりきりはわかりやすく例えると、ドラゴンボールの孫悟空やベジータなどのキャラクターになりきるのが版権なりきりです。版権なりきりにも様々なルールが存在するのでその話はまた別の機会にしましょう。


 創作なりきりはいわゆるオリジナルキャラクターになりきるのが創作なりきりです。正直に言うとなりきり界隈は創作なりきり界隈に色々問題が起きています。

 この創作なりきりがなければ筆者はこの創作論を書いていません。この話もまた別の機会に話をしましょう。


 本題に話を戻しますとなりきり界隈というのは様々な創作、版権のキャラになりきって様々な人と交流する人たちのことを指します。

 シナリオなんてありませんし、複数人で個々に話したりするなりきりチャットなど存在していますので幅は広いと言えるでしょう。



 続いて“RP界隈”について話をします。RP界隈のRPとはなんぞやという人が多いので話をします。RPとはロールプレイングの略称です。別名、役割演技と言います。

 役割演技とはなんぞやという人にざっくり説明すると、あるシナリオに複数のプレイヤーがそれぞれ役を演じて疑似体験することです。

 つまりRP界隈というのはあるシナリオに対して疑似体験する人達が集まった界隈と言えます。


 これだけを聞いていれば“なりきり界隈”も“RP界隈”も一緒じゃないかとなりますが、明確な違いがあります。


 それは“なりきり界隈”は1人でも複数人でもできますが、“RP界隈”は複数人でないと出来ないというのが大きな違いです。

 先程述べましたがRPはあるシナリオに対して複数人の疑似体験をするのですが、なりきりでは1人でもそのキャラになりきればなりきりと言えます。


 Twitterでもなりきり垢というのは存在しますが、RP垢は存在しないのはその理由です。

(もしRP垢があればRPの意味を履き違えているということを今回の話を通して感じて欲しいです。)


 もう1つ大きな理由があります。

それはシナリオの有無による異常事態の量が明確に違うということです。

 RPではシナリオは明確に決まっていますが、なりきりでは明確に決まっていません。そのため予想外の事態が多々起きる事があります。

 RPでも予想外の事態は起こり得ますがなりきりよりも起こり得る事態はかなり少ないです。なのでなりきり界隈の人たちは比較的臨機応変に対応できる人達が多いです。

 実際、筆者もなりきり界隈に居た時には予想外の事態が多すぎて不眠症になったこともありました。


 他にも色々ありますがこの2つが大きいのでここでは省略しておきます。


 これで今回の話は終了します。

次回からは筆者のなりきり界隈での歴史を学びながらなりきり界隈というのはどういう界隈なのかより深くお話していきます。


 需要があるか分かりませんが次回も読んでくれる人がいると嬉しいです。

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