第5話 最強超新星爆誕!!!!!!
「よしっ行って勝って来な!!!!!!」
バンッ!!!!!!!!!!!!
「おっ!!!!!!・・・・・・。」
リングに向かって行く俺の背中に篤が平手打ちをした。
「勝ってくる。」
「行ってらっしゃい力哉さん。」
俺は、涼子さんと篤の美少女達に見送られて
リングに走った。
「第2試合
赤コーナー!!妖怪初心者リーキー!!!!!!」
「あいつの名前普通じゃない??」
「ははははは!!!!!!おもしれぇ!!!!!!
やっぱり好きだー!!力哉。」
篤が笑い泣きして嬉しい事を言ってくれた。
「青コーナ!!寒流海坊主 義秀(よしひで)!!!!!!」
まぁとりあえずアナウンスされたので
リングの上がった。
向かえ側から髪の毛が青い完璧に強い感じの
冷血男が出てきた。
「なんかつよそー。」
と呟きながらリングに立ち上がり義秀を見た。
「へっ!!」
なんかこいつ俺をなめてやがる。
流石にまだ実戦経験ゼロでまだまだ
未熟妖怪だと思うがムカつくものはムカつく。
「それでは、始めてください。」
俺と義秀との戦いの火蓋が切られた。
とりあえず
「おりゃああああああ!!!!!!!!!!!!」
真っ向から攻めるのみ!!!!!!
「バカめ。・・・・・・水龍(すいりゅう)!!!!」
バシャーーーーー!!!!!!!!!!!!
真っ向から向かって来た俺に水圧で対抗した。
「痛え!!!!!!」
・・・・・・は?なんで。
4体の最強の妖怪が宿っているのに何故?
あの程度の攻撃に対抗出来なかった??
というより、がしゃどくろと戦った時程の
スピードが出なかった。
「死ねぇカス野郎。水操(すいそう)。」
ぐるぐるバチッ!!
「水が!!!!!!」
「俺達海防族は、水を操れる。
だけど俺の場合それだけじゃない!!!!!!」
さっきまで静かだった奴がいきなり凄い
喋ってる。
「ウワアアアアアア!!!!!!!!!!!!」
ドガーーーーーーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!
俺は、義秀の『水操』で作られた
水のロープみたいなものでリングに叩きつけられていた。
これが10回くらい続いた。
「なんだ〜リッキー(力哉)よわ〜い。」
篤が俺を煽ってきた。
「そんな奴に殺られるなんて
『まだまだだね。』」
・・・・・・なんだと?やってやるよ。
このなめ腐った奴ボッコボコのマヨネーズに
してやる!!!!!!
俺のハートに火がついた。
「こんな水!!!!!!」
水ではあるが水では無い。
まるでゴムロープだ。
ってこれは、かけられた時に言うやつか。
「何!?人間が俺の『水鞭(すいへん)』を
ちぎりやがった!?」
「えー!!!!!!俺、人間だと思っての!?」
俺は、水鞭を破れた事よりも義秀がというより相手が俺を人間だと勘違いしていた事に
驚いた。
「えっ?人間じゃないんか??」
「うん。昨日妖怪だって知った。」
義秀のびっくり顔を見て吹き出し笑いそうに
なった。
「では、手を抜かずに勝負が出来るという訳
だな。」
「勝負じゃない。俺の勝確戦だ!!!!!!」
篤の戦いを見て俺は、
妖力の上昇や量が分かるようになっていた
だからそれで義秀の妖力を測った結果。
勝てると判断した。
「面白い。俺の取っておきを見せてや・・・・・・。」
シュビッ!!
「?!」
「なんだお前、さっきの速さとは全く違うじゃないか。」
俺は、義秀に近づいて義秀が瞬時に離れた。
「俺もびっくりした。」
「更にびっくりさせてやる!!!!!!
酸性龍水!!!!!!」
義秀が両手を俺に向けて広げた。
その中から龍の水が出てきた。
そしてその龍が俺に突撃してきた。
「妖怪ならこれを破って証明してみろ
リキー!!!!!!!!!!!!」
「安心しろこいつごとお前を遠くへ吹っ飛ばしてやるよ。」
俺は、右手に妖狐の炎を。左手に風神の竜巻を
出した。
「酸で溶けやがれ!!!!!!」
等々、龍が目の前まで来た。
「やべっ!!(技名考えてなかった)
えーとあのその。
あっもうこれでいいや!!!!!!
『炎竜(えんたつ)』!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
技名がダサいとは言え初めての波動砲的な妖術を使えた事がとても嬉しかった。
妖狐の炎と風神の竜巻を合体させて
義秀に放った。
「力哉さんのあの妖術とてつもない妖力を
感じます。
A級妖怪の私から見てもあの力は、強い。」
「確かに強い妖力だな。
(私と戦う奴だこれくらいやってくれなきゃ
困る)」
当然俺が義秀に放った妖術が
義秀の『酸性水龍』と
ぶつかり張り合う事もなく
俺の『炎竜』が勝った。
「この俺の『酸性水龍』が負けるのは、
想定内だったが・・・・・・
よ、避けきれん。うっ!!うわぁ!!!!!!」
義秀は竜巻にかすって遠くへ吹っ飛んだ。
「有言実行!!!!!!」
そして俺に勝利の軍杯が上がった。
「リーキーさんの勝利です。」
なんか名前ダセーな。
俺は、リングから降りてすぐに
涼子さんと篤の元へ戻った。
「おめでとう力哉さん。凄くいい試合
でしたよ。ですがアドバイスです。
妖術だけが強いだけじゃダメですよ。
何故なら妖力を封印された時に
頼れるのは、自分の力だけですよね。
だからです。鍛えときましょう。」
「私は、このままの姿であれくらいの奴を
ワンパンできるよ。」
次の試合は、涼子さんのアドバイスを
活かそうと思った。
「まぁ昨日妖怪になってここまで出来れば
十分か。」
とりあえずその場に座り体を休めた。
その頃、審査員席で・・・・・・。
「さっき戦っていたリーキーとか
言っていたやつは突然だったよな来たのが。」
「あの子は、何かを隠し持っている。」
2人の審査員がお茶を飲みながら休憩をして
俺の事について話していた。
「あんなS級妖怪レベルの妖術を放って
まだ強いのがあると思うのか?」
「まぁ私の考えだから信じしすぎないでね。
とりあえず言えることは、超新星爆誕という事だけね。」
そして2人は、審査席に戻って行った。
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