一気に読んでしまいました。暗く、孤独な作品ですが、ありきたりな独白ではなく、強烈なパワーでグルングルンと体を突き動かされます。展開が早すぎて若干目を回しそうになりますが、ジェットコースターに乗った時のような、内臓が浮き上がる感じを味わえる作品だと思います。鬱屈した青年の心情が見事に網羅されていて、何度か主人公の中に自分自身を重ねてしまい、頭を抱えましたw女性はこういった作品に関してどういった感想を持つのか、個人的に気になります。