第12話 おや?オハナの様子が・・・

今日の光合成ノルマを終えて、遂に――――――!!


オハナはレベルアップしました。


プレイヤー名 オハナ

種族     マンドラゴラ

レベル20    HP18/18

         MP59/59


筋力:G 敏捷性:G 魔力:F+ 

知力:F+ 防御力:G 運:D


状態    


スキル 黄泉地への叫び:A

    光合成:A

    聖属性耐性:E

    毒攻撃:D

    吸収攻撃無効

    成長促進:EX


レベル20きたぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!

うおあぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!

あ゛あぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!


しばらく、お待ちください……。


はぁ、はぁ…………。

嬉し過ぎて発狂してしまったぜぃ。

叫び過ぎてゲロ吐きそうだが、メインイベントのオハナ進化が残っている。


進化条件〖レベル20到達〗を達成、進化条件を全て満たしました。

どれに進化しますか?


〖マンドラゴラZ〗/〖メルバイト〗


うおぉ…………新たな進化先は”メルバイト”と言うのか。

俺はごくりと喉を鳴らしながら、表示された〖メルバイト〗を選択する。


オハナの視界が虹色の光に包まれて……………正直目が痛いんだけど!?

魔法少女の変身シーンじゃないんだから、こういう演出はスキップ出来ないものか。

やがて視界が元に戻ると、


進化完了しました。

オハナは〖マンドラゴラ〗から〖メルバイト〗へと進化しました。


気になるステータスを早速確認した。


プレイヤー名 オハナ

種族     メルバイト

レベル1     HP6/6

         MP12/12


筋力:F- 敏捷性:G 魔力:E 

知力:E 防御力:G 運:D+


状態    


スキル 黄泉地への叫び:A

    光合成:A

    聖属性耐性:E

    毒攻撃:D

    吸収攻撃無効

    成長促進:EX

    眷属使役(3/3)


進化した事でレベルダウンしてHPMP共に大幅にダウンしてるけど、ステータスに関しては下がったものは無いので文句は言うまい。

そして以前に進化先の情報で知っていたスキル〖眷属使役〗を習得していた。


説明文を読むのが面倒だったので早速使って見る事にした。


スキル〖眷属使役〗発動します。


するとオハナの視界に赤い線が表示された。

それは弧を描くようにして地面に達していて、地面にも赤く表示された円があった。

パワプ〇の落下点表示?


とりあえず、〖射出〗というボタンが表示されたのでポチってみる。


しゅぼっ!!


オハナから何かが射出された。

それは表示された赤い線の通りの軌道を描いて地面に落下した。

するとそこから植物の芽が出て来て、早送りの様に急速に成長していく。

そして出来上がったのは、マンドラゴラだった。


眷属ってマンドラゴラの事だったのか……………。

うん?眷属のステータスも確認できるようになってる。


オハナの眷属1

種族     マンドラゴラ

レベル1    HP1/1

        MP5/5


筋力:G- 敏捷性:G- 魔力:F- 

知力:F- 防御力:G- 運:F


状態     


スキル 黄泉地への叫び:D

    光合成:B


へー………オハナがレベル1だった時と同じかぁ、けど状態に日照不足が無いだけ眷属の方が恵まれた環境だったりする。


オハナのステータスの〖眷属使役〗の横に遭った表示が(2/3)となっている。

という事は最初から3体眷属が使役できるって事だろう。


で?


眷属が増えると何なのさ?

解らない時はヘルプヘルプ……………えーっと眷属とはなんぞや?


〖眷属〗

人間族であればある一定の職業、魔物であれば上位種に進化した時に使役することが出来る配下、意思は持たずプレイヤーが設定した命令通りに動きます。

攻撃役にするもよし、盾代わりにするもよし、死んでしまっても一定時間過ぎれば自動で復活し、眷属が得た経験値の一部がプレイヤーに献上されます。


どうぶつの〇の次はピク〇ン?


やっぱオハナだけゲーム違くない?


まぁでも眷属からも経験値を分けて貰えるというのはありがたい。

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