第3話 唐沢探偵事務所(依頼)

  薬缶が賑わい初めた頃、タイミング良く宮野が現れた。

「邪魔するぜ」と言いながらオフィスのドアを開け、宮野は祥子に近寄りまじまじと見た。

「さっちゃん、髪型変えた?」宮野は首を傾げながら「いや、髪型じゃないな。嗅覚のせいで視覚がやられたか・・・」と言いながら鼻をピクつかせ、「香水変えたんだ!」と正解のポーズを取った。

「何も変えていません!会う度に聞いてくるけど、何か意味があるの?」

「その時が来たら分かる。さっちゃん覚悟しててくれ。当たったら、ドキッとするから!」

「しません!」祥子はキッパリと答えた。

「だったら、これはどうかな?」宮野は、手提げを祥子に見せた。

「マキシムド・パリのケーキじゃない」

「ドキッとした?」

「しました!だって、お昼は鰻で3時のおやつがこれでしょう。お盆と正月が・・・・ いやいや、宮野さんと話していたら、おばさんクサいこと言いそうになったわ」

「本当に鰻なんだ。フレンチの後にはキツいな」宮野は、お腹を摩りながら言った。

「昨日はどなたと一緒だったの?」祥子はケーキを仕舞い、大事なモノを手に持って言った。

「気になる?誘っても一緒に行ってくれないし。いや、ちょっと待て、一度も誘っていないか・・・」宮野は、真剣に過去を辿った。

「はいはい。気になります。これを忘れずに渡しておかないと」祥子は領収書を渡した。

「良いタイミングだな。こっちも準備はOK」と言って唐沢はテーブルの鰻に目をやった。


宮野は手に持った領収書を団扇代わりにして、唐沢の正面に座った。1万円以上の価値はあるが、使用方法を誤れば機能しない。お茶と肝吸いを持って来た祥子は唐沢の隣に腰を下ろした。唐沢の心配は空振りしたようだ。どちらかと言えば、宮野は生き生きとしていた。

「それじゃ、頂こうか」唐沢は割り箸を持った。

「宮野さん、頂きます」祥子は両手をゆっくりと合わせた。

「どういたしまして」と領収書を仕舞いながら宮野は続けた。

「最近どうなの。忙しかったりするか?」

嫌みには聞こえないが答えを持ち合わせている質問をした。その証拠に、今朝電話を入れて昼食に会えると思っていたのだから。唐沢がその様な事に思いを巡らせている間に、祥子が先に答えた。

「私がここに来て以来、忙しかったことなんてあったかしら」

祥子は鰻を堪能しながら隣を見た。唐沢に否定は出来ない。唐沢は、電話を受けてから気になっていた事を率直に尋ねた。取り越し苦労だと思えたのだが。


「お前こそ最近どうしていたのだ?大きな案件でも抱えているのか?」

唐沢も特上を味わっている。宮野は、持っていた箸を肝吸いの上に丁寧に並べた。気持ちの整理をしているかのように。珍しく宮野は改まった。

「ここ最近、寝てない」宮野は、芝居がかった表情を見せた。

思いがけない言葉に祥子が箸を止めた。

「昨日は、デートのようだっけど」

「大事な打ち合わせ。接待。接待。こう見えてもちゃんと仕事出来るんだから」

「接待に、あそこを使うかしら。誰を接待するかにもよりますけど」

蛇に出くわしたカエルの様に唐沢を見た。

「唐沢、お前将来苦労するぞ」宮野は、肝吸いを啜った。

唐沢もカエルの仲間のように何も答えない。


「何かあったの?事件に巻き込まれたとか?」蛇は満腹の様である。

「巻き込まれた、か・・・。その方が良かったかも知れないな。でも、嬉しいよ。さっちゃんが気遣ってくれるとは」宮野は本当に嬉しそうだ。飲み込まれる心配はない。

「当たり前じゃない。宮野さんに倒れられたら、こんなに美味しいモノが食べられなくなるもの」

祥子は、笑みを向けた。蛇の舌が見えたかは定かではない。その笑みを受けて宮野は気を取り戻した。

「荒川選手の件は知っているよ、な」


唐沢はよもや宮野からあの事件の話が出るとは予期していなかった。正確に言えば、の中で期待していた、が正しいだろう。所謂、雑談としてならこの類いの話題は宮野の様な友人を持った事を神に感謝するべきなのだから。しかし、宮野のこの話題への触れ方は、4番打者を迎えたピッチャーが投じる初球の攻め方に通じるものを感じ、死んでいるはずの鰻が喉を滑るのを拒んだ。鰻の場合、生きていた方がすんなり入るかも知れないが。


「ああ、一連の報道は知っている。まあ、お前によると報道をどこまで信用していいか分からないが」

「駆け出しの頃から世話になってな・・・荒川選手には・・・」

宮野は当時の事を思い出し言葉が詰まったが続けた。

「長い付き合いなんだよ。荒川選手とは・・・今では取材抜きで食事を一緒にさせてもらっている」

宮野は祥子が煎れたお茶を飲んだ。

「宮野さんが荒川選手と知り合いなんて凄いじゃない」と祥子は宮野を励ます思いを込めていった。しかし、祥子にとって未だに鰻の方が魅力的だった。いつもの宮野なら鼻の下を伸ばして荒川をダシに祥子を誘うだろう。しかし、宮野の真剣な表情は崩れなかった。2人にとって初めて観る眼差しだった。唐沢はそれを汲み取るしかなかった。

「ひょっとして相談って荒川選手の事じゃないよな?俺たちはこの鰻に合ったが欲しいんだよ」

唐沢には宮野がホッとした表情に変化したように思えた。

「その通りだよ。それ以外にお前に鰻を奢る理由わけがないだろう」

宮野は、半分以上平らげた唐沢の鰻を見つめた。唐沢は祥子と目を合わせて言った。

「お前気でも狂ったか。全く話が見えん。何を期待している?」

「はっきり言わせてもらう!もちろん、真相を暴くのだよ。俺たちで」思わず宮野は立ち上がっていた。

唐沢は再び鰻が喉につまりそうになりお茶を飲んだ。

「演説はいいから、まあ、座れ」唐沢は宮野を座らせた。勢いで話す内容ではない。

「お前の方が情報網あるし、この手の事件はマスコミの役目だろう。俺には何も出来ん。こんな案件経験ないし」

「私も同感よ。こんな事務所に依頼するなんてお金をドブに・・・いけない、また、おばさんみたいな事を言いそうになったわ」

「2人ともそこまで謙虚になることない。今回の件は、お前にしか頼めないし、お前にしか出来ないんだ」宮野の決意はふわふわの鰻と違い固く既に決定事項だった。

「分かったよ。鰻代くらいは返してやる。話だけは聞こうじゃないか」


「事件が発覚して以来、俺は荒川選手から何があったのか聞き出そうと努めた。初めは何も話してくれなかったよ。俺自身信頼関係は築けていたと思っていたからな。この胸の痛みわかるか」

「分かりません。失恋じゃあるまいし」

宮野は、気を取り直して、続けた。

「俺は粘ったよ。何か聞き出せないかと。本人は八百長を認めていないし、否定もしない。ただ一言荒川選手が云ったのだ、『海よりも深く、太陽よりも熱く、妬まれていた』、とな。俺はこの意味をずっと考えていた。そして、何らかの形で八百長に関係していると思えて来た。彼には何らかの圧力が掛かっていたのは確かなのだよ。だから他に方法は無かったと思う。信頼関係があるからこそ荒川選手は俺に何も言わなかったのだと」

「良く分からないな?それは飛躍し過ぎだろう。昭和の時代ならまだしも。結局お前の想像じゃないか」

「私もそう思うわ。荒川選手が八百長なんて・・・」

唐沢は宮野を見た。隠している事があるなら言えと。

「分かっているよ。俺もお前を巻き込むのだから、お前が何に巻き込まれるかはっきりさせておきたい」

唐沢は雲行きが怪しくなってきた事を察した。後戻りは許されない、暗く長いトンネルに入りそうな感覚だ。鰻が安く思えてきた。

「それだったらコミッショナーや球団に任せておけばいいだろう?俺なんかに何が出来る?」

「あの連中は荒川選手に罪を被せて幕引きを考えている。見切りを付けるのは早いよ。それを証拠に荒川選手はオールスターには出ない。ファンのことなんてどうでもいいんだよ。真相もな。ただ、早く世間がこの事を忘れてくるのを願っているだけだよ」

「でも彼は球界の宝だろ」

「球界の宝だろうが、何にでも賞味期限はある。人気回復の救世主でもスキャンダルは嫌がる。この時世情報はもの凄い勢いで伝わるからな。クリーンなイメージは大事なのだよ。どうして球団が選手に高い年俸を支払うと思う。それは、使い捨てる、と言う意味も込めてあるのだ」

「球団に頼れないのは分かった。なぜ、俺なんだ」

「その答えは簡単だよ。何故、荒川選手がこんな状況に陥ったかを考えた。この頭でな」薄くなりつつある頭を撫ぜながら続けた。「八百長をやらせるなら他に適した選手はいる。一か八かまとまった金を稼ぎたいやつはな。だが、荒川選手は金には困っていないし、名声も手にしている。荒川選手は賭け事もしないし、派手に遊ぶ事もない。つまり、荒川選手を狙うと云う事は、それなりの理由があるはずなんだよ。荒川選手自身に!」


ここまで話して宮野は唐沢の反応を待った。それを察してか唐沢が答えた。

「それで結論は出たのか?どうして荒川選手がこの様な目にあったのか?」

「ああ。仮説ではあるがな。だから、俺の仮説が正しい事をお前に証明して欲しい。つまり、お前に、第2の荒川選手になって欲しいのだよ」

宮野は自分が出した結論を唐沢に伝えた。

「宮野。未だに話が見えない」

「しかたない。お前は観ていなかったようだな」と言って宮野は鞄からパソコンを取り出した。

「今から見せるのは問題となった荒川選手の打席だ」

「それに証拠が映っているの?」祥子は映像を観た記憶があるが、犯人と覚しき人物が映っていたのだろうか、と映像の記憶を辿った。

「唐沢、良く観てくれよ」

唐沢が問題の映像を観るのは今回が初めてではない。先日放送されたニュースの録画ではなく、宮野が準備していたのは、実際の野球放送である。だから、江田の解説は入っていない。再生中唐沢は一言も発しなかった。


「もう一度観るか?」宮野は唐沢に問うた。

「私にはさっぱり分からなかったわ。もう一度お願い」

宮野は、唐沢の反応を待った。

「なるほど。そう言うことか。改めて観てみると事はあるが・・・」

祥子は、不服そうな表情をした。

「唐沢さん。説明してちょうだい」

「う〜ん。何と説明すれば・・・野球を知っていないと難しいな。ただ、宮野の仮説は理解した。まあ、江田の解説がないのが助かった」

宮野は、2人の会話に割り込んだ。

「お前も気付いたようだな」

唐沢は、お茶をゆっくり飲んで言った。

「これから俺に野球をやれと?」

「察しがいいな。そう言うことだ。今からプロ野球選手になってもらう。まあ、賭でもあるが。お前がプロ野球選手になれたとしても真相にたどり着ける保証はない」

「ちょっと待って」再び祥子が我慢出来ずに口を挟んだ。「さっきのVTRがどうしたの?確かに簡単に凡退しすぎていると思うけど。それに、唐沢さんがこれから野球をする事となんの関係があるの?」祥子は2度目の再生を終えていた。

「祥子、俺たちにもまだはっきりしたことは言えない。ただ、やってみるしかそれを確かめる術はなさそうだ。といって今から野球をやるのは・・・」唐沢は、正直迷っていた。

「でも、唐沢さんがそんな事をしたらこの事務所はどうなるの?まあ、実際のところ影響ないか・・・」

「大丈夫。大丈夫」

宮野は、きっぱり言った。

「経費は俺に任せてくれ。もちろん、事務所の収入についても補填する。これまでの実績ベースでな。そんなに稼いでないだろう。これを記事に出来ればお釣りが来る。とにかく、唐沢がプロ野球選手でいる間、俺に任せておけ」


唐沢は、焦って来た。既に話が転がり始めている。振り返るとトンネルの入り口が小さく見える。相手が赤の他人の方が、断りやすい。唐沢は最後の悪足掻きをした。

「ちょっと待ってくれ。忘れていないか。俺は野球の経験がない!」

「今の所は・・・」と言って宮野は安堵感から冷めた鰻を頬張り、ニヤッとして唐沢を見た。

「宮野さんどう言う事なの?」

宮野は、鰻を飲み込み、少し笑みをこぼした。

「さっちゃんは知らないよね。唐沢の能力を」

唐沢の嫌な予感が的中した。

「唐沢さんの能力って何の事?」

祥子は呆気にとられていた。唐沢の能力と言えばくだらないジョークしか思い当たらない。

「唐沢のだよ。その秘密は直ぐに分かる」宮野は自分の目を人差し指で差した。


祥子は、拗ねた目で宮野を見たが、日頃の業務には物足りなさを感じていたので気持ちの高ぶりを抑えきれなくなっていた。始めて唐沢と出会った時、祥子はを感じ取っていた。それは、大手からの内定を蹴る決断をさせるには十分なものだった。あの時は、誰にもそれが何なのか説明は出来なかったが、今ならそれが出来る。


唐沢は目の事を持ち出した宮野に真面目に訊いた。

「第一スカウトに誰が来る」

宮野は狙い球が漸く来たと云わんばかりに説明を始めた。

「既にある球団の監督と話を付けてある。俺の知り合いで才能抜群の選手がいると。甲子園には出場の経験はない。ただ開眼するのが遅かっただけで一度監督の目で見てくれ、と。勿論、無名のお前がプロテストを受けるのだからかなりのインパクトがいる。足がずば抜けて速いわけでもないし、遠投もしかり。だから、監督に提案した。エースピッチャーと対戦させてくれ、と。そこでお前が打てば採用される。しかし、その前にバッティングーマシンを相手にお前の打撃技術を見たいと言われたがね」

「正気なのか?俺はもう30だぞ。しかし、その監督も良く承知したな」

「そりゃ、最初は相手にもされなかった。だが、今回の問題でファン離れが加速することは間違いない。だからお前がデビューすれば起爆剤となって球場は満員御礼間違いなし」

「本音は俺をパンダにして、八百長問題を修正ペンで塗る気だろう。白黒に。ニュースを過去のモノにするには、更に大きなニュースを起こせばよい。単純だけど効果てきめんってわけだ」

「唐沢さん、やってみようよ。結果が駄目でも失うモノはないもの」祥子は前向きだった。こんな所が好きで採用したのだが。


唐沢が野球をやった事が無いのは嘘である。子供の頃、唐沢は野球をやった事があった。しかし、特殊能力の為に、続ける事を諦めた。

「上手く行くのかね。最近運動してないけど」唐沢は立ち上がって腰を捻った。鰻で膨れたお腹がそれを拒んだ。

「今日から朝晩ランニングしてもらう。そして、2週間後にプロテストだからそれまでに準備を整えてくれ」

「ちょっと待てよ!無理に決まっているだろう!」唐沢は、柔軟体操を止め、ソファーに踏ん反り返った。

「時間がないのだよ。プロ野球選手になるには、7月31日までに支配下登録される必要がある」

「俺は誰の支配下になるって。まあ、しかし良くそこまで根回ししたものだ」唐沢はより深くソファーにもたれた。

「本来プロ野球の選手になるには必ずドラフトで指名される必要がある。各球団6巡目まで指名を行いその後、育成枠の指名だ。育成枠とは、ドラフトに指名される実力はないが、将来有望と思われる逸材を球団が囲え込む制度だ。育成枠の場合、背番号は3桁になる」

「俺はいやだな。その3桁」

「馬鹿を言うな。本来なら来年まで待たないと支配下登録はできない。しかし、俺が上を説得し、シェパーズオーナーがオーナー会議でお前の登録が容認されるように根回しをしたんだ。世間の目が逸らされるなら、コミッショナーも渡りに船って所だ。まあ、前提として、お前が合格する必要があるがな」

「唐沢さん、やるしかないわ。宮野さんがここまでやってくれたのだから。それに、また、鰻をご馳走してくれるそうだし」祥子はやる気満々である。

「さっちゃん、ありがとう。俺は荒川選手が好きだ。彼をこんな目に合わせたやつが憎くてたまらん。お前がデビューから荒川選手のように、いや彼以上に活躍すれば何かが動き始めるはずだ。それは、お前も気付いただろう。ビデオを観たときに。だが、はっきり言っておく、かなりの危険を伴う」

唐沢は、祥子を見つめて言った。

「やってもいいんだな」

「いいわ。でも、私にも手伝わせてこの事務所の一員として」


友人を危険な目には遭わせたくないが記者魂が疼く。宮野自身、今回の事は命がけだった。これが原因で記者を辞める嵌めになっても悔いはない。友人として、記者として、選手の将来をこんな形で奪ったやつらを絶対に許せない。


「ちょうど体が鈍っていたから良い運動になるか。俺は、荒川選手と面識はない。ただ、将来、彼の様な才能が同じ目に遭う事は許せないからな。俺の能力がその引き換えになるなら、本望だよ」


「よしっ。決まりだ!実は、この計画既に我社のトップからゴーサインが出ている。お前の秘密は話してないが計画は伝えてある。さっきも話したが、全ての経費は会社から出る。この計画を知っているのは俺たち3人と編集長の4人。そして、ごく限られた人間だけだ。編集長は信頼出来る人物だ」

「やるからには、とことんやる。宮野、後から無かったことには出来ないからな。明日から早速、練習始めるか」


唐沢にはひとつ気がかりな事があった。能力を使った後、必ず体に反動がくるのだ。宮野は唐沢の全ての秘密を知らない。しかし、もう後戻りは出来ない。内面から迸るほとばし悪への怒りが収まらなくなっていた。正義感という崇高な思想ではない。そんな気高いモノは高所恐怖症の唐沢が持ち合わせていない。探偵もフェアな形でを活かせると思い始めた。事務所の規模、依頼内容、もろもろ中途半端な状態が続いていた。今、目の前に、自身と対峙すべき機会を宮野が与えてくれた。人には何かしらの才能が備わっている。ただ、才能の多様性は無限であるが、それを表現出来る選択肢は有限である。社会の仕組みだから仕方がない。しかし、荒川の才能は、正当な場所を見いだし、蝋燭そうろくの炎の様に燃え始めた。邪悪な風がパラフィンを大量に残し炎を消した。才能の廃棄物はこの世でもっとも有害である。大それた事は出来ない。ほんの少しでも、世の中がクリーンになることが、自分の使命だと思っている。

「宮野、正式に依頼を受けるよ」


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