大卒二年目の会社員橘公平と姉の忘れ形見である姪の幸、会社の先輩水本ほのかの三人が食卓を囲むようになった暖かくちょっぴり切ない物語です。
物語は三人の楽しい食卓風景から始まる。そのあと、公平の姉夫婦が事故に遭い、その娘である幸を引き取ることや、会社の同僚であるほのかが公平を助けるのかが語られていく。
徐々に二人は互いのことを意識し始めるが、とある理由で想いを遂げられなかった。果たして二人の想いは通じるのか、三人での生活はいつまで続けられるのか。
姪っ子を育てる独身男性の苦悩とそんな父子を支えたいと思う先輩の恋愛模様と、三人の穏やかな日常が魅力の作品です。