第25話



声がする方に顔を向けるとそこにはハルカのお母さんが立っていた



そして私と目が合った瞬間



ハルカのお母さんは私の頬を強く叩いた



「あんたのせいで苦しいって。


だからもう自分は生きていたくないって。


お母さん今までありがとうって連絡があったのよ。



娘に..ハルカに一体何をしたの!」



そう叫びながら私の事を何度も何度も強く叩き続けた。



「病院内なので..落ち着いて下さい」



その場にいた看護師がそう言うとやっと叩き続けていた手を止めた



何度も叩かれ放心状態だった私は痛みも感じられなかったし、お母さんに言う言葉も見つからなかった。



そんな時だった



ハルカの応急処置を終えた医者が私たちに声をかけてきた




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