第26話





医者「応急処置は先ほど終えました。

命に別条はありません。


ですが…薬も1度に大量に服用したようで…

後遺症は避けられないかと思います」




私「え・・」




「後遺症は・・後遺症は治るんですか・・?


どんな後遺症が残ってしまうんですか?」



今にも消えてしまいそうな弱い声で

医者にそう問いかけるハルカのお母さんを見て私はあまりの苦しさに固まったまま..


動くことも出来なかった




正直そのあとハルカのお母さんと医者が交わした会話を私は覚えていない



どんな後遺症が残るのか、


これからの生活は大丈夫なのか


私は何も分からないまま。



覚えているのはそのあとハルカのお母さんに激しく罵倒され病院から出ていくように叫ばれたことだけ



言われるがまま病院をでた私はそれ以来

ハルカに会えることはなかった

















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