第20話


コーヒーで濡れた髪と服


いろんな感情で帰りは涙さえ出なくて


ただダイキのことを考えてた私は帰宅後すぐにプレゼントを手に取った



そして開けたプレゼントの中にあるはずのメモがなくて



もう言葉さえ出なかった



(ハルカが持ってったんだ..)


怒りを超えて頭がおかしくなりそうで

今ハルカが目の前にいたら私は感情を抑えられなくて手が出てしまいそうだった



そんな気持ちでだた座り込んでいるとスビンからメッセージが届いた




「ブログ、新しい記事が投稿されてた。

当分自分のブログは休んで、アンチは見ないようにした方がいいよ」



そのメッセージを見てすぐにハルカの投稿した記事を見るとそこにはダイキからの最後のメモの写真が貼り付けられていた。



「彼氏はこんなにユナを愛してたのにその気持ちを裏切って殺した女」



記事にはただそれだけの文章が書かれてた



ダイキが最後に残してくれたメモに他の人が触れたこと


それを晒したこと


ハルカの存在がすごく嫌になった

こんなこと思ってはいけないのかもしれない


でもその時の私はそう思った。



だけどこの投稿でハルカもアンチの攻撃を受けることになった

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