第21話
翌日、ハルカのSNSには沢山のコメントが来ていた。
「この子単純にやばくない?」
「こんなメモまで晒すって事は仲がいい友達だったんじゃないの?最低」
「もしかして盗んだの?怖っ」
「この投稿見るとあんたの方が嘘をついてるみたい」
「あんたって人間?人間のフリをしたモンスターじゃないの?」
ハルカに対する集中攻撃。
それはどんどん悪化して私に対する批判よりも多くなった。
そして数日後、ハルカは新しい記事を更新した。
そこに書かれていたのは今までの投稿は全て私が考えた作戦で炎上で関心を得ようとしたというものだった。
"ユナが記事の内容を考えた"
炎上させれば前よりもっと関心が集まると思って友達であるハルカを使ったという記事だった
そしてその証拠としてハルカは私とのメッセージのやりとりを記事に貼り付けた。
もちろん、そんな物は偽物でハルカが自作自演をしたもの。
それでもその記事を信じる人はいた。
一部の人はハルカへの批判をやめ、再び私のSNSへの誹謗中傷。
死ねや消えろは見慣れたもの。
正直このままじゃ一生終わらないと思った
だけどその記事が書かれた2日後、ハルカの立場は完全に悪い方向へと落ちた。
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