第16話


電話を繋げたままそのブログを見てた私はあまりのショックに言葉を失ってた。



無言のまま、ただ涙だけ溢れた。


内容は違う、浮気なんかしてない

でも私のせいで亡くなったということは事実


それが胸に突き刺さり一生抜けることはなかった



スビン「何も言わなくていいよ。ただ聞いてね。僕はユナが悪い人には見えないし、例えこの内容が事実でも僕にとってのユナは優しい子だからね」



スビンの言葉に私は答えることもなく泣き続けた

嬉しい気持ちと、苦しみが混ざったような複雑な気持ちだった


それから少し落ち着き私はこのブログのことで友達に聞きたいことがあるから電話を切るねと話した



スビン「うん!わかった、無理しないでね。ジホも心配だと思うから」


私「うん。ありがとう」



電話を切った後、私はすぐにハルカに電話をかけた。



ハルカ「何??」


すぐに電話を取ったハルカの態度は悪く、今まで仲良くしていたとは思えないほどだった。



私「私とダイキのこと、書いたよね?」


ハルカ「何のことですか~?」


私「あんな写真撮れるのハルカしかいないよ」


ハルカ「それが私だったらなに?何書いても私の自由だよね」


開き直ったハルカの嫌がらせはこの日からさらにエスカレートした

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