第7話
ダイキが出て行って数時間
全く帰って来ないことを心配した私は何度も電話をかけたけどダイキは全然電話に出なかった
(まだ怒ってるよね…)
そう思いながら本当に別れることになったらどうしようなんて考えてた
でもそれと同時に嫌味っぽく言ってきたダイキに対して心のどこかでまだ許せない部分もあって..
とにかく話し合いしなきゃなって色々考えてたら私はいつの間にか眠っちゃってた。
目が覚めたらもう外は明るくなっていてダイキもまだ帰ってきていなかった
さすがに朝帰りはあり得ないでしょって思ってると私の携帯が鳴った。
(知らない番号だな…)
そう思いながらも一応とってみた
私「もしもし?」
私がそう言うと女性の声でこう答えた
「ダイキの母ですが、ユナさんでしょうか?」
(え、ダイキのお母さん?)
急にダイキのお母さんが私に電話なんてどうしたんだろう。
私「あ、はいそうです。」
私がそう答えるとダイキのお母さんは震えた声で私に言った
「息子が…ダイキが事故に遭ってさっき息を引き取りました」
その言葉を聞いたとき、私は頭の中が真っ白になった
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