第6話


ダイキ「そんな言い方あるかよ。

もういいわ。」


私「こっちももういい」


ダイキ「あっそ。好きにすれば」


私「いちいち嫌な言い方するね。もう話もしたくない顔も見たくない」



つい口走った言葉だった



ダイキ「はあ..そっか。俺今ここにいてもずっとケンカになりそうだし家出るわ」


そう言いダイキは車のカギをもって家から出て行った



ただ素直に謝りたかった


記念日を一緒に過ごしたかっただけなのに


なんであんな言い方したんだろう



私は自分に腹が立った。


帰ってきたら本気で謝ろう


ちゃんと私がごめんって言わなきゃ。

私はそう考えながらダイキの帰りを待った




でもダイキは何時間経っても帰ってくることはなかった



永遠に、帰って来なかった


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