あまり気に食わない相手だった。敵として立ち塞がった。だとしても、何も命を奪いたかった訳ではなかった。
あの水運び競争が、遠い昔のように思えますね。
トゥリヤがイブレスに誓った忠誠と矜持は、見事なものだったと思います。
彼女が命を賭したことの意味を、ザハークはきちんと受け取ったように感じました。
これは何としてでもイブレスを止めなければなりませんね。
作者からの返信
すずめさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
トゥリヤは忠誠と矜持に殉じました。
多くの民は自意識を奪われ、奪った側も捨てようとする土地で。それは天空騎士団の騎士長とも通じるところですが、彼とはまた意味が違うと私は考えています。
>彼女が命を賭したことの意味
ザハークは、きちんと届けてくれると思います。天邪鬼なトゥリヤの意思を、代金としたのですから。
これで残る集団は、ザハーク、公爵、騎士団長、神官戦士団。それにラエトと、セルギン。
それぞれの未来が定まるまで、あと僅かです。
ほんとは、トゥリヤを何とかしようなんて、思ってもみなかったのでしょうね。辛かったかな。
作者からの返信
こゆきさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
トゥリヤを生かすも殺すも、ザハークはどちらでも良かったみたいですね。
戦うに至った経緯と、戦ったことによる経過があるのでつらくはないですね。人を殴る奴は自分も殴られる覚悟があるだろう、という考え方なので。