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29 弁千代決死行 下」への応援コメント


  • 編集済

    拝読致しました。
    唐突なカンフーアクション、猪助の跳び蹴り。騎馬武者の中にあって無手の殺し合い、魅せてくれますね!
    猪 vs 犬の干支対決、勝敗やいかに。
    片や、正統派ヒロインが正統派ヒャッハーに襲われて、正統派ヒーローに救われ、さらわれ、めでたしの回。
    勇猛な戦士に囲まれた武人の卵・弁千代さんには、不本意だったかもしれません。
    是非、弁千代さんには、次回は戦士としての活躍があるよう、期待します!(^-^)

    作者からの返信

    この猪と犬の戦い、ホントにそういうことがあったと伝えられているんですよね^^;
    何というか、動物の名前を使うって、その動物の力をその身にまとう、みたいな設定だそうです。
    そんなわけで、「ダーウィンが来た」みたいな対決になりました(笑)

    弁千代さん、伝説によると、堂々と馬に乗って入城し、誰も唖然として手が出せなかった、となっております。
    さすがにそれやっちゃうと不自然だろう(笑)、と思って、ヒャッハー対兄貴にしてみました^^;
    まあまだ元服前だし、「少女のような美貌(ホントにこう伝えられています)」なので、今はヒロイン役でも仕方ないというところで。

    ありがとうございました。

  •  こんばんは、御作を読みました。
     燃える回でした。
     左馬助の馬から涙腺が緩み、弁千代の覚悟、そして綱成さん登場と盛り上がりっぱなしで凄い回でした。
     応仁の乱を鑑みるに、この頃の武士は悪党との差がなくなり、だいぶ質が落ちていますから、充分にあり得る描写だったかなって。たいへん面白かったです。

    作者からの返信

    伝えられる話では、弁千代は堂々と馬上、関東諸侯の陣中を通って河越城に入っていったそうです。
    関東諸侯の将兵は「やだ……イケメン……」とか思って(ホントにこう伝えられています(笑))、誰も咎めなかったといいます。
    ちなみに帰路も同様に、弁千代が堂々と出て来て、それで帰っていったそうです。
    それで関東諸侯の将兵は「やだ……イケメン……」(以下略^^;

    まあでも現実は厳しいと思いますので、拙作では左馬助の馬に乗りつつも、雑兵にヒャッハーされる展開と相成りました。
    ヒャッハーされるなら、やはり兄貴には北斗の神の拳みたいなアレをやらせちゃえ……ということに(笑)

    この頃の関東は、享徳の乱とか、関東版「応仁の乱」もあって、結構魔界と化しているところがあります。
    ちょっとだけそのあたりを匂わせた雑兵ヒャッハーでしたので、「あり得る」とおっしゃられると嬉しいです^^;

    ありがとうございました。

  •  投稿ご苦労様です。
     なるほど、兄上の方の見せ場でしたか。格好良いですね。

    作者からの返信

    伝えられるところだと、弁千代はフツーに城に入って(あまりにも堂々としていたため、誰も止めなかったようです)、フツーに城から出て来て帰って行ったそうです。

    ……でも、それもそれでいいんですが、この先、太田さんの動向や、何より決戦の前に兄上の「強さ」を見せつけるところとか、あと、ちょっとした伏線もあって、兄上出陣と相成りました(笑)

    ありがとうございました。

  • まったく緩みきっている!国が滅び家が滅びる時とはこういうものか。格式だけで実質のない家の末路はそういうものですね。

    作者からの返信

    同じ包囲陣でも、豊臣秀吉なら、その緩みを「余裕」の演出とする力がありましたが……。
    長滞陣が、どれほどの負の効果があるのか、誰も見積もっていないし、誰も責任を取らないから、こうなってしまうのでしょう。
    一番それを認識すべき扇谷上杉も、実は制御不能と匙を投げていたかもしれませんね。

    ありがとうございました。

  • 弁千代、まさかの災難!
    でも絶好のタイミングでお兄ちゃん登場!
    やっぱり兄弟姉妹の絆って、鬼滅の刃でも繰り返し描かれてるけど、いいよなあ……と思います。

    作者からの返信

    伝えられるところでは、平然と敵中を通り、城にたどり着き、帰る時もまた平然と闊歩して帰っていったという弁千代。
    あまりの美少年ぶりに、誰もが手を出せなかったという伝説の持ち主です。
    ……でも、それだとつまんないんだよなぁと、ひねくれた作者の筆にかかったのが運の尽きです^^;

    でも兄貴登場でヒロインムーブをしてくれて、自分的には満足(?)しております。
    ちなみに兄貴も、義兄弟の兄・氏康がきっと何とかしてくれると信じていて、やっぱりそういう仲っていいよなぁと書いていて思っていました^^;

    ありがとうございました。

  • 兄上、いいところで登場しますね。
    さすが、地黄八幡。

    しかし、雑兵のくせに綱成に挑むとは、手癖が悪い上に身の程知らずでした。
    相手の力量も分からない奴は戦場で長生きできない、というその通りになってしまいました。合掌。

    作者からの返信

    ある目的があって、いつも城外に対して注意の目を向けていた兄貴。ところが今回、どっかで見たような顔だな~カメラもっと寄せて~と思っていたら……。

    雑兵……某北斗のヒャッハーなモヒカンたちがモチーフです。つまりはそういうことで、兄貴が「君はショック!」のBGMで「……これは弟の分! ……これは弟の分! そしてこれが……弟の分だあッ」という粉砕をしまくったわけです。
    少なくとも私の脳内ではそんな感じでした。

    ありがとうございました。

    編集済

  • 編集済

    ――弁千代がまたがる馬も、その景色をながめ、嬉しそうにしている。
    その馬は、諏訪左馬助の愛馬だった。
    「左馬助、一緒に戦ってくれ」

    くーっ、泣けます、この台詞。
    犬と馬、大好きですし。🐕 🏇

    美少年・弁千代登場のときから、いつかは衆道に? と疑っていましたが、本人にその気がなくても、やっぱりな事態ですね。しかも相手が雑兵とは、とんでもないですね。

    第3章に入ったら、いっそう筆が加速して来ましたね。
    書いていて面白いでしょうね、いいなぁ、羨ましいな。

    作者からの返信

    恐縮です。
    このお馬さんが敵陣に突撃して、その隙に弁千代が城に行く……という展開も考えたんですけど、私も馬が可愛いので、やめにしました(^^;

    衆道も考えたんですけど、朝読用なのと、私にそれを書く力量が無いので、やめときました。ただ、その名残りが、武田晴信が弁千代を見逃がしたり、その手柄になるようなことをしてあげたり……というところに残っています(笑)
    史伝は、その美貌により、入城していく弁千代に、誰も声をかけられなかったらしいのですが、それはそれでリアリティに欠けるよな……と思い、こうなりました。

    執筆、いよいよラストなので、マラソンのラストスパートみたいに、辛くもあり、楽しくもあり……というところです(^^;

    ありがとうございました。

  • 弁千代、あわやで弓が。大男の目に当たった時は、うわっと思いました。

    北条孫九郎綱成。ヒーローみたいなかっこいい登場で、そして、最後も剣で抱えながらって、もう本当、血湧き肉躍るという内容でした。

    作者からの返信

    弁千代……実際は、あまりにも堂々としており、それで誰も止めることなく入城できたらしいのです。
    しかし、拙作のテーマのひとつに、年下の者を、年上の者が助けるというのがあって、それでこういう演出にしました^^;

    ありがとうございました。