応援コメント

37 危地、そして」への応援コメント

  • 河越城を死守せんとする大道寺さん、綱成と鬼美濃のダブルヒーロー、「悪役として」二人を相手にする業正さん、鬼美濃を送り出す真田のおじいちゃん……。
    熱い漢たちの大共演に興奮しっぱなしの回でした!

    作者からの返信

    ホントは綱成は氏康のようなキャラで、「ここぞ」という時に真面目モードで突撃して……という初期プロットでした。
    それがどうしてこうなった(笑)
    大道寺さんは予定通りなんですけど、予定外で登場した鬼美濃さんと真田さんがやって来て、やっぱり予定外で登場した「ラスボス」業正さんの邪魔をする……^^;
    そして最初から真面目モードな綱成(笑)
    いや、こういう性格じゃないと長期籠城戦には向いてないと思いますし^^;

    ……そんなわけで(どんなわけだ)、ほぼすべてのキャラが終結していく夜戦、そのクライマックスがやってきます!

    ありがとうございました。

  • 拝読致しました。
    この話は親子がテーマでしょうか。
    見事な守将ぶりを見せる大道寺親子に、見事なバカボンぶりを見せつける長野家。
    綱成さん、原さんは過去の因縁と絆、そして乗り越えた今、という感じでしょうか。
    それ以外にも、風魔&真田のコラボ戦闘も、なにか心をくすぐられるものがありました(^-^)
    そして迫力の戦闘は、いよいよ本陣に向け突き進む……(; ゚ ロ゚)

    作者からの返信

    テーマ、おっしゃるとおりです^^;
    正確には、「受け継ぐ」がテーマとなります。
    つまり、北条早雲→氏綱→氏康、という感じで。

    まああとは、そういうののマイナスな面を長野さん家にやってもらって、大道寺さんや原さんにはプラスな面を担当してもらいました(笑)

    そんなわけで危地でしたが、北条サイドはそれぞれの機知や、これまで築き上げて来た縁により、勝利への道ににじり寄ります^^;

    ありがとうございました。


  • 編集済

     こんばんは、御作を読みました。
     息もつかせぬ攻防に見入りました。
     本当にハラハラワクワクしますね。
     個人的に、この汚い業正さんと吉業さんが見ていて凄いと思います。
     五〇近い父親と、一六才の初陣若者が、一度なりと綱成さん退けて、次に鬼美濃ですよ。
     普通ならとっくにお陀仏ですよ。
     凄まじいまでの粘りと執念。どこかコミカルに書かれつつも魅力的な悪役だと思います。面白かったです。

    作者からの返信

    実際の綱成さんは、古河公方の陣へまっしぐらだったみたいです(笑)
    まあ、よく考えたら関東諸侯同盟軍の「大将」って、古河公方ですし。
    地黄八幡の全身全霊の突撃を食らった古河公方がどうなったかというと、それはお察しください(笑)

    で、拙作においては、やっぱり役者の揃っている(笑)山内上杉軍へと向かうことにしました。
    史実の業正さんと吉業さんは善戦した方だと思うんですけど、悪役がいないと物語が映えないかなと感じた当時の私のせいで、こんなスラップスティックな悪の華に(笑)

    でも、おっしゃるとおり、綱成→鬼美濃の兇悪コンボ相手に「負けてない」という素敵な無敵さを発揮してくれました。
    「相手が強いけど……まあ、業正ならしょうがないよネ!」という空気の持ち主だったおかげ(?)です。

    ありがとうございました。

  • 息をするのも忘れて
    心臓をバクバクさせながら
    読みました💦

    にもかかわらず
    長野親子の姿が
    どこか滑稽で(^^)

    助太刀する綱成がカッコ良くて
    スカッとしました!

    作者からの返信

    書いている方もどきどきしながら書いておりました。

    長野さん、テキトーな「悪役」を思いつかなかったので、つい「悪役」を演じてもらいました^^;
    実際は、もうちょっとまともに、粘り強く戦った人だと思うんですけどね。

    綱成たちについては、これまで籠城させてしまった分、暴れさせてしまいました(笑)

    ありがとうございました。

  • すごい見どころ満載の、ハイライトの連続!決して楽勝なんかじゃなかった北条の緊迫した感じがビンビン伝わります。

    手に汗握るとは、この事ですね。

    作者からの返信

    書いている方も必死でした(いつもこんなこと言ってますが(笑))。
    北条としても、夜襲したというアドバンテージはあるものの、質量共に上杉が上という現実は変わらないので必死です。
    特に河越城の綱成らは、兵糧とかもギリギリで、ここを逃がせば、干上がるのみでしたから、必死です。

    手に汗握っていただいて、作者冥利に尽きる思いです。

    ありがとうございました。

  • 業正と吉業が、イキがってるくせに実はヘタレなヤンキーみたいで笑ってしまいました。
    戦闘シーンのクライマックスでも、こんな風にキャラクターが個性的に描かれていると楽しいです。

    作者からの返信

    長野さん父子はねぇ……最初は出すつもりなかったんですが、綱成と鬼美濃の「つながり」との対比を描くために、敢えてアレなキャラとして登場しました^^;
    いちおう、拙作は「受け継ぐ」がテーマなんですけど、それが駄目な方向に行ってしまったら……という設定です。
    長野さん、史実では不退転の名将として知られているんですけどね^^;

    楽しいとおっしゃっていただけて、何よりです。

    ありがとうございました。

  • オールキャストで見せ場だらけですね。
    綱成vs長野父子、川越城攻防に千葉vs里見。

    鬼美濃と業正のここでの因縁が後の上野攻防戦に引き継がれるのかな?

    作者からの返信

    書いている私が、合戦の制御、きつかった思い出があります(笑)
    歴史ものを書いている先人たちは、よくこういうのできたなぁ、と。

    里見は、出すと執筆がきつくなるからやめようかなぁと思っていたのですが、あの義尭さんと槍大膳のコンビの濃さに引きずられて出してしまいました。
    里見が好きという方もいらっしゃったんで、今では出してよかったと思う次第です。

    鬼美濃と業正、そうですね……お互い「こんにゃろうめ!」と思ってそうですから、次は上州でリターンマッチをかましてくれそうです(笑)

    ありがとうございました。

  • ここまで情けない小物の長野業正親子、他の作品ではあまり見ないので新鮮でした。
    過剰に神格化せず、それぞれの武将を生きた人間として喜怒哀楽を表現していてとてもユーモラスで面白く見させてもらっています。

    作者からの返信

    最初は出すつもりなかったんですが、この人たちが河越に来ていないというのもおかしいな、ということで登場しました、長野親子。
    いや、実際は気骨ある方々なんでしょうけど、雪斎や藤三郎らがそういう「かっこいい」枠を占めてしまったので、何か後から来て威張っている奴に(^^;
    ある意味、このあたりは私の力不足です。山内上杉軍縦深陣形成→地黄八幡強行突破突撃……という流れをやりたかったのですが、その縦深陣を取る理由付けが欲しかったので、こういう小物感あふれる大物に(笑)
    でも、こういう人って、いないと物語が引き立たないんだよなぁと思いつつ、書きました。
    まあ、世に出回っている作品では充分格好良いし、能力も際立っているから、拙作では許して下さいという心境です(^^;

    ありがとうございました。

  • 息つく暇がありませんね!
    すごい疾走感と戦闘。
    その裏で動いている人々の感情まで手に取る様に伝わります。
    想像だけで書いてるなんて思えませんね。実際に見て来た事を文字に起こしている様です。

    作者からの返信

    ライブ感を感じてもらえれば、と書いている方も必死でした(笑)
    脳内で、いろんな人がいろんなことを言ったり、やったりしていることを、うんうんうなりながら考えて、そしてそれをどう拾っていくか……悩みつつ、書いていました(^^;
    ですから、大作を執筆されている中村さんにそう言ってもらえると、「報われた!」と思い、大変うれしく思います。

    ありがとうございました!


  • 編集済

    真田幸綱から預かった丸薬

    当時はこういう秘伝のもの、多かったんでしょうね。
    丸薬がまずいのは、今も昔も同じでしょうか

    迫力のある戦闘シーンにどきどきしました。

    作者からの返信

    実はここを書いているとき、娘たちと「忍者ハットリくん」を観ていて(当地では放映しています)、伊賀秘伝の忍者食(丸薬)を食べる話をやっていたんです。で、その丸薬は、ハットリくんがマズくて食べられないという凄い代物でした(笑)
    「これだ!」と思った作者のせいで、綱成はこんなものを食べることに(笑)

    戦闘シーン、もう無我夢中です。これまで読んできた歴史小説を思い起こしながら、自分なりに書いています。迫力を感じていただけて、何よりです。

    ありがとうございました。

  • いよいよ佳境ですね。
    楽しみでもあり、終わりが近づく寂しさもありますが、ラスト期待しています。

    作者からの返信

    本文つきレビューをいただいた上に、応援コメントまでいただいて、ありがとうございます!
    寂しさと言っていただいて、文士冥利に尽きます。
    あと数回、ご期待に沿える内容であれば良いのですが……邁進いたします。

    ありがとうございました!

  • すごい迫力、息も継がせない山場ですね。
    一番大きな筋肉と動脈が通っている太腿を斬られながらも立っている漢……。

    ここ一番に真田はどうした? と思っていたら、やっぱり出て来ましたね。

    作者からの返信

    綱成としては、ここで山内上杉を撃退しないと、北条に未来はないと分かっているので、限界を超えて戦っております。

    そして真田幸綱。次回、真田を出すならこうしたいなぁと考えていたことを書くつもりです。

    ありがとうございました。