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20 石浜城攻略 上」への応援コメント


  • 編集済

    隅田川の東、浅草まで徒歩十分少々のところに住んでいるので、在原業平とこの和歌には思い入れがあります。業平橋なんてすぐ近所ですし(笑)

    待乳山の聖天さまにも行ったことがあるので、胤利さんもそりゃあ落ち着かないだろうというのが感覚で理解できます(苦笑)。江戸城の青備えが攻めてきたら孤立もいいところですもんね。
    ……もう捕まっちゃいましたけど(白目)。まあ相手が悪かったということで、強く生きて……

    作者からの返信

    この石浜という土地は、足利尊氏が弟・直義を倒したところを、南朝に攻められて、逃げて行った先でもあります。
    やっぱり川の近くなんで要衝だったんじゃないか、と。
    聖天さんは、やっぱり小高いので、そこに城を建てていたんじゃないかなぁ、と思ったのです^^;

    で、江戸城の目と鼻の先(笑)
    (今の江戸城とは正確には位置がちがいますけど)江戸城は江戸城で、石浜城が邪魔でしょうがなかったのでは^^;

    そして気がついたら、真田忍軍にやられていたでござる(笑)
    あの真田幸村のじいちゃんだし、そりゃあもう仕方ないでしょ、と私も思います^^;

    ありがとうございました!

  • 拝読致しました。
    東京の北寄り、でも河越にはまだ遠く。
    遠距離通信が当たり前な当代では想像がつかない程、当時は情報共有が困難であったろうから、互いの現場の空気感は城将が一意に想像するしかないんですよねぇ。
    そうなると、河越からの援軍を一日千秋の思いで待っていたなら、そら騙されたくもなりますわ。
    特に、くどいように聞いて相手の機嫌を損ねてしまったら……なんて考え始めたら、もう。
    あたかももみ手をするかの如き対応のリーマン武士・胤利さんの心中を察しながら読んでしまった時、彼の軽率な行動に一抹の同情を覚えてしまうのでした(^^;)
    そして「真田十勇士だ―」と素直に喜んでしまいました。

    作者からの返信

    関東一円、みんな関東管領の仲間だよ、よろしくね!
    ……と、言われたところで、胤利さんからすると、その仲間から何の援軍も手紙も来ないんですけど、という状況です(笑)
    これで最初から山内上杉の家臣団、だったら、意思の共有や連絡の伝達とかは、まだやり方はあるようなものですが、残念ながら「同盟軍」の弱みが出てしまいました。
    同盟しているからこそ、その同盟している同士と、どうつながるか、何かあったら、どう判断するか、という取り決めをしておかないと駄目という弱みが^^;

    胤利さんも、彼なりに頑張っていたんですけどね^^;
    たしかに同情を禁じ得ません^^;
    でも相手が真田さんだからなぁ……。

    十勇士、私もこれが書きたかったのです。
    やっぱり真田なら、十勇士出さないと、と(笑)

    ありがとうございました。

  •  こんにちは、御作を読みました。
     真田さん、酷いww
     でもまあ、彼ならやりかねないというインパクトがありますからね。
     関東諸将はどうにも足元が定まらない反面、鎌倉以来の結果盛んな家風を継いで、いろんな意味であらくたい印象があります。
     たぶん、こうされるとひっかかるよなあ、という説得力がありました。
     面白かったです。

    作者からの返信

    今回、「真田さんならでは」がやりたくて、こんな話になりました^^;
    関東管領だの何だの、そういう名前とか出されちゃうとアレなところが、いかにも関東諸侯の「弱い」側面が出ているよなぁ、とも思いながら(笑)

    ちなみにこっちの千葉さんも、北条家に厚遇されることによって、北条家側に転んでたりします。
    これを知った時は、「おいおい」って思いました^^;

    ありがとうございました。

  • 殿!ご乱心を‼︎
    (表現が相応しいかわかりませんが)
    と、思わず口走ってしまいました〜

    まんまと、真田さんに
    やられてしまいましたね。
    どさくさ紛れに忍び込んだら
    あっさり受け入れられちゃって
    どちらも拍子抜けしちゃったようなカタチ
    なのでしょうか(^◇^;)

    殿がうっかり者なのか?
    真田さんがやり手なのか?

     

    作者からの返信

    この石浜って浅草のちょっと北くらいの位置のイメージです。
    で、江戸城からめっちゃ近いので、相当なプレッシャーだと思うんですよ。
    そういうプレッシャーだからこそ、「自分が見たいものを見る」という心理に陥ってしまい……そして落城、と^^;

    ……このあたり、やはり「真田」という知恵者のイメージを焼きつけたかったのです。
    なので、ここは真田の頭脳の勝利ということでお願いします(笑)

    ありがとうございました。

  • 戦国の武将としてはあまりに迂闊。所詮は田舎侍か。実際にそんな場面はよくあったかもしれませんね。まるで、映画かドラマの潜入、乗っ取りですね。

    作者からの返信

    実はこれ、「銀河英雄伝説」に元ネタがあったりします。
    ただ、こういう敵味方が乱立して、そのIDが不分明な状況を利用する……いかにも真田らしいと思い、書かせていただきました。
    実際、両上杉がいる河越周辺はいいけど、北条の支配領域に近い諸侯からすると、たまったもんじゃなかったでしょうし。

    ありがとうございました。

  • 千葉胤利さん。噛ませ犬臭が凄いと思っていましたが、やっぱり……。
    もののふとはいえ、この扱いには泣いていいのではないかと思われるほど、あっさりと北条の軍門に下ってしまいました。

    あまり言うべきではないかもしれませんが、このエピソードはイゼルローン無血開城を意識したりしてますか?

    作者からの返信

    武蔵千葉氏は、関東の争乱に巻き込まれ、楚の懐王のような感じで擁立されて、しかし擁立した人が郷里に帰ってしまい(応仁の乱のせいです)、宙ぶらりんになってしまったという酷い扱いの家です。
    で、あまりどういう家か、どんな人物がいたかとか伝わっていないので、後世の物書きの端くれに餌食にされてしまったという……。
    実際の武蔵千葉氏は、北条家から御一門扱いを受けていて、お家芸ともいうべき和歌に勤しんでいたようです。
    おそらく北条氏綱あたりが調略してしまったと思います。

    さて、ご指摘のとおり、イゼルローン無血開城を意識しておりました。鼻につく思い、興ざめを感じられたら、お詫びいたします。
    また、NGと思われるようでしたら、遠慮なくおっしゃってください。

    ありがとうございました。

  • 在原業平のこの歌。すごく大好きな歌でテンションが上がりました。東国に流されたプレーボーイが恋人を思う歌ですよね。

    北条に占領された。さて、この後の展開を楽しみにしています。有名じゃない時代ですから、とても興味がわきます

    作者からの返信

    お蔵入りした武蔵野ネタがまたひとつ(笑)
    いい歌ですよね。私も好きです。
    ある意味、菅原道真の「東風吹かば……」に対比する和歌だと思うのです。歌人の生き様といい、状況といい。方角からして反対だし^^;

    全体として史料の少ない河越夜戦ですが、そこが筆者の腕の見せ所だと思うのです……空回りしてなければ良いのですが^^;

    ありがとうございました。


  • 編集済

    えっ、真田幸綱が倉賀野三河守に化けていたの?!( *´艸`)

    そういえば、「……さすがに全員ではござらん。半数は河越に残してきましたが……兵は、あちらに」という、一瞬、(?)と思う伏線が張られてはいたけど、まさかねえ。

    「…………」
     まただ、また、この視線だ。

    などの軽妙な台詞とも、作者が楽しんでおられる様子に読者の心も躍ります。

    作者からの返信

    真田だから。
    その一言で済ませられるので、やってみました(笑)

    そうですね、このあたり、四苦八苦しながらも、楽しくやらせていただきました^^;

    ありがとうございました!