応援コメント

05 河越緒戦」への応援コメント

  • 拝読致しました。
    陰と陽の軍を使い、一騎討ちで互角の打ち合いをして。
    迫力ある戦いっぷりですね!
    雪斎さんの、悪の大御所っぽい立ち居振舞いがまた憎いです。
    ここでは死なないと本人も知っているのでは(^^;)
    序盤から激しい駆け引きが続きますが、まだまだ続くのですよね。
    日本三大奇襲、どう展開するか楽しみです(^-^)

    作者からの返信

    史実の北条綱成は、おそらく城にこもり切りで、こんな派手な真似はしていないと思うんです^^;
    ……でも、これは物語なので、ちょっとそういうシーンが欲しいと思って、つい、やってしまいました(笑)

    雪斎さんはまあ、雪斎さんだし(笑)
    まだ悪として、脂がのり切ってないから、こういうヤンチャな真似をしているって感じです^^;

    さて、北条綱成の方から戦端を切って始まったこの戦い、定石なら籠るところを、何故、敢えて打って出たのか。
    対するや、雪斎は何を企んでいるのか。
    そして闖入者、鬼美濃・原虎胤。
    この人も、いや、武田晴信も、何を考えているのか。
    関東と甲斐・駿河を巻き込む河越城の戦い、ついに開幕です^^;

    ありがとうございました。

  •  こんばんは、御作を読みました。
     人は城、人は石垣、人は堀、情けは味方、仇は敵なりとは……武田信玄の名言ですが。
     実は当人が、守っていないのは内緒ダゾ!

     まっさか原さんが登場、割り込むとは思いませんでした。こういうのも歴史小説の浪漫ですよね♪ 面白かったです!

    作者からの返信

    「人は城……」、まあ、信虎オヤジがよほどアレだったせいで、「とーちゃん、ブラックはアカン」と晴信渾身の説得だったワケで……。
    じゃあ信玄の武田軍団がブラックかどうかというと……うーん……^^;

    原さん登場は書いているうちに思いつきました。
    北条綱成の前半生はけっこう謎なんですけど、ぽつぽつと伝えられているところがあって、そこから拾い出しました♪

    ありがとうございました!

  • すごく入り込むし、本当に面白いです!
    登場人物の出現の仕方や
    出立ちの描写がカッコよくて
    胸が躍ります。

    戦での駆け引きは即断即決で
    一瞬の気の迷いが命取りになったりする。
    優れた武将たちは
    とにかく決断が早いですね。

    謎かけのような問答のシーンも所々ありますが
    問いを投げかける者の
    真の意図を理解する受け手。
    そのやり取りなんかも面白いですね。

    私も読みながら
    こうか?ああか?いや、やっぱりこうか?
    色々と考えてみますが分からなくて。
    きっと私が戦に参加していたら
    考えてる間に流れ矢に当たって
    死んでしまいますね〜🌀





    作者からの返信

    恐縮です。

    この「河越夜戦」を書いた当時、短編少ししか書いていない状態だったので、初の長編で、いろいろと試行錯誤をして書いておりました(前もそんなこと言ってましたけど^^;)

    頭の中で合戦を展開して、それを書いていき……駄目そうだったら、リテイクをして、もう一回頭の中で合戦を展開する、その繰り返しでした(笑)

    戦場でのやり取り、これがないと物語が引き締まらないし、文章が単調になりそうなので、これも必死でした^^;
    でも実際は、がむしゃらに矢を放ったり、刀を振るったりしている人が大体だと思います。
    いろいろと考えられる人は、「将」として指揮の仕事をやらされているでしょうし、そこまで出来るのは、やっぱり特殊な人なんだろうなぁと思います。
    ちなみに私ならこっそり逃げたいと思います。
    バレたらヤバいですね^^;

    ありがとうございました。

  • 原虎胤。武田の武将として名前は知っていましたが、浅学につきその生涯はよく知らず、こちらの作品を契機にちょっと調べてみました。

    武田に士官して名を挙げて、けれど宗教上の理由で信玄の怒りを買って追放(一説には彼から出ていったともありますが)されていたんですね。
    そして次に北条氏康に拾われたと。
    つまりはこの戦いにおいて、かつての同僚たちと刀を交えていたんですね。

    昨日の友は今日の敵――。戦国の習いとはいいますが切ない。
    しかし虎胤さん、登場の仕方かっこよすぎませんか?! 笑
    しかも情けをかける一面もあって人間味が出ていて好きです。

    戦場の土煙や馬の息遣いまで聞こえてきそうな描写。
    今回も圧巻でした。またこれから楽しく続きを読ませていただきます!



    作者からの返信

    私も大河ドラマでこんな人いたなぁと思っていたレベルです(笑)
    北条綱成のことを調べていたら、何か原虎胤っていう人が親の仇らしい→じゃあ調べるか→なんだこの人生!? ……という流れでした^^;

    この人の生涯を追うだけで、一遍の歴史小説が書けてしまうところが凄い……と思い、早速登場していただきました。
    慈悲深い猛将ということで、「らしい」感じで登場です^^;
    自分なりにお気に入りの登場シーンです……が、この「登場」のために、さらなる登場人物を呼ぶ破目になるとは、書いている当時は気づけませんでした(遠い目

    合戦シーンは、大河ドラマとかを思い出しながら、必死に書いていました。
    そのあたりに触れていただいて、ありがたい限りです!

    ありがとうございました!

  • うおっ、原虎胤や!

    これは胸アツ!

    作者からの返信

    書いている当時、このままでは10万字いかないんじゃないかという危惧が芽生えまして(カクコンを目指していました)、そうしたら、うまい具合に原虎胤出奔のことを知り、「せや! 武田晴信の嫌がらせ(笑)で、出奔したことにしたろ!」と出させていただきました。
    だがこれが後々、さらなるゲストキャラを招き、字数が増えすぎてしまうという展開に^^;

    いや、書いていて嬉しかったです。
    あの鬼美濃を書ける、と(笑)

    ありがとうございました。

  • 戦場でも歌合せって凄いですね。心の余裕か、武士のたしなみなのか……。私にはとても無理ですね!

    作者からの返信

    八幡太郎義家(源義家)も、合戦の最中に安倍貞任と和歌のやり取りをしたみたいなので、そのあたりの伝統なのでは、と思います。
    丁々発止の闘いの中、そんなことできるのかよ……とは、私も思いますが^^;

    ありがとうございました。

  • ええっと、なんでここに武田の武将が?川越夜戦、たかをくくってました。なかなか奥が深い!

    作者からの返信

    いや、すみません、私の創作です^^;
    でも鬼美濃さんは、このあたりで出奔していたらしいので、そのあたりは伝承どおりかと思うのですが……。

    ありがとうございました。

  • 八万騎は少々掛値がすぎる気がしますが、烏合の衆ということが露呈しました。

    敵味方にドラマがあって盛り上がりますね。
    まさかの原虎胤。

    作者からの返信

    古今東西、総勢〇〇、というのは話半分、八掛けがいいところという感じだと思います。
    この河越夜戦に至っては、そんな戦いは「実は無かった」と言われるくらいなので、八万騎本当にいたのかと言われると本当に微妙です。
    本当にいたとしても、大名小名を糾合した「群れ」であり、おまけに率いる「頭」が二つ(山内と扇谷)という、もうこれ単に集まっただけでしょ……という感じだったのでは、と思うのです。

    そうは言っても集まっただけの理由があり、特に扇谷はこの一戦に興廃がかかっているので必死です。実際、扇谷はよくぞここまでと言うくらい頑張ってはいるのですが……。
    そして鬼美濃・原虎胤。地黄八幡・北条綱成との縁を知り、無性に出したくなって、つい出してしまいました。それが茨の道とも知らずに(執筆的な意味で)……。

    ありがとうございました。

  • 「地黄八幡」て、「じきはちまん」と読むんですか…。
    ずっと「じおうはちまん」かと思ってました。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    「地黄八幡」……実は私もそう思ってました。
    何か漢方薬みたいなあだ名だよなぁ、と。
    wikipediaを見ると、「地黄八幡」→「直八幡」、つまり八幡さまとダイレクトなんだよ、という言葉遊びというか語呂合わせみたいな感じらしいのです。

    ちなみに、貴作に出てきた「童子切」も、「わらし」か「どうじ」か、どっちか分かりませんでした。でも、wikipediaで由来を調べると、「どうじ」がそれっぽいなと知りました。

    日本語というか、こういう、あだ名(のようなもの?)って不思議ですね(^^;

    ありがとうございました。

  • 読み応えがあって、壮大な物語。
    素晴らしいです。

    それから、今年はお世話になりました。来年もどうぞよろしくお願いいたします。よい年をいっしょに迎えましょうね。

    作者からの返信

    恐縮です。
    年末あるいは新春時代劇みたいな空気を味わって頂ければ、と思います。

    こちらこそ、本年中はお世話になりました。来年もよろしくお願いします。
    ともに、来年も良きカクヨムライフがあらんことを!


  • 編集済

    浅学につき、赤備えならぬ黄備え、初めて知りました。
    戦闘場面の描写が卓抜ですね。まるでその場に立ち会ったような……。
    ハラハラしながら読み終えたら、心ノ臓がドキドキしていました。(;・∀・)

    作者からの返信

    恐縮です。
    北条家は、赤青黒白黄という五色の備え(部隊)を設けているんです。私もwikipediaで知ったので、あまり人のことは言えません(笑)
    戦闘描写はもう、大河ドラマや時代劇、はたまたゲームで似たようなシーンを思い出して、それを書いていく感じです。
    ご覧いただく方に、それが伝わってくれれば幸いなのです。

    ありがとうございました!