熱すぎず、ぬるすぎず、ほっこり楽しく読めるラブコメです。
主人公はスクールカースト最底辺、一緒に放課後お茶部を立ち上げた気になる女の子、お茶丸のメアドを訊くのに一年半を費やしたタチハル。
今日こそは、のんびりまったりと過ごすはずだった放課後に、お茶丸がクラスメートからある男の子にラブレターを渡して欲しいと預かってきたことから始まります。
ですがそのラブレター、何やかやと暴走しているうちに、お茶のなかへと水没して……「このままでは、まずい!」「何とかしなくては!」って始まった大作戦。
それが二人のてんやわんやの暴走物語のスタートでした。
他人の恋路に一生懸命! でも、おまえらは?
肩の力を抜いてリラックス、フフフと笑えて読後感も楽しくなる物語です。
小冊子を片手にお茶の知識を勉強した、作者さに敬意を持って、是非ともご一読ください。