クウガ=スタールック&ミーティア

「行こう、ミーティア。まだ見ぬ誰かを探して手と手を取り合いに。」

『行こう、クウガ。旅路の先にいる涙を笑顔に変える為に。』

「『生きていこう───光も闇も受け止めて』」


名前 クウガ=スタールック

性別 男

種族 人間

職業 戦士

身長 167cm

体重 55kg

趣味 星を見ること

大切なもの ミーティア、仲間

好きなもの 誰かの笑顔

嫌いなもの 誰かの涙、笑顔を奪うやつ

イメージカラー 夜空に煌めく銀

イメージCV 島崎信長


名前 ミーティア

性別 女性

種族 魔族(融合種)

職業 魔術師

身長 157cm

体重 49kg

趣味 星を見ること

大切なもの クウガ、楽しい平穏

好きなもの 綺麗な夜空

嫌いなもの 悪意のあるいじり

イメージカラー 夜空に煌めく青

イメージCV 早見沙織




【性格(クウガ)】

真面目で誠実、そして努力家。至って健全な倫理観と精神を持ち合わせ、しかし堅物ではなくどんな相手であれ言葉を尽くし双方納得いく形に収めようとする柔軟性を兼ね備えている。

しかし唐突な事態に弱く、特に女性関係絡みは狼狽えやすい。

その癖、かける言葉はどこまでも相手を精一杯の思いやりを乗せた誠実なものであり、そのせいで知らぬ所でフラグが立っている可能性がある。(ミーティアが必死に捕まえたのはこういう理由。)


ミーティアは戦いを共にして一緒に過ごす相棒であり、そして誰より愛しい恋人である。

活発で強く優しい日常に寄り添える彼女の勇気は強がりでもある事を受け入れつつ、心から彼女の総てを必要として抱きしめる。


平穏や笑顔を慈しみ、愛する人を心から愛し、不条理や理不尽に怒り、それによる涙を悲しむ。そして悪意に挑む勇気を持つ強く優しい少年である。


どんな悪意にも恐怖を飲み込みつつ立ち向かえる勇気を持ち、戦闘センスもそれなりにあり、そして実績もある事から勘違いされがちだが、彼の本質は"戦うこと"ではなく"誰かと手を繋げる優しさ"である。


下手をすれば自分が殺されていたかもしれない相手ですら、限界まで言葉を尽くして分かり合おうとする。

戦いにおいても極力殺さず、その国の裁きに一任しようとする。

これは"何はともあれ殺す"という選択の先の恐ろしさと悲しさを知ったから。


一人でも絆を紡ぎ、目の前の笑顔を守り慈しむ様はまた違った"英雄"である。


【容姿(クウガ)】

銀髪と青い瞳。年相応な顔立ちで、優しげな表情が特徴的。しかし勇気を出すべき時は男の子である。

ミーティアから貰ったマフラーをよく巻いている。


【性格(ミーティア)】

クウガと比べ、活発で行動的。

頭の回転はあまり良くなく、言うべきことはハッキリ言うが、しかし配慮も思考もそれを言い訳にしたり怠ったりはせず、本質は勇気という強さを持ち合わせて平穏や笑顔を慈しむ少女である。


恐怖を飲み込み悪意に立ち向かえるクウガを見て、自分もその助けになりたいと一緒に戦おうとする。

しかしそれは自分の強がりだという自覚があり、クウガの助けになりたいと願う反面クウガに依存しているのは自分だという自覚もある。

そういった本音は既にクウガとは語り尽くしており、「それでも僕達は守りたい笑顔がある」とお互いに結論を出しており今も群を中心に旅路を共に歩み、行き着く先の人々と絆を紡ぐ。


恐怖を飲み込み、勇気を胸に立ち向かう二人は確かに強いが、本質は相互理解を目指す優しい流れ星である。


【容姿(ミーティア)】

青いロングヘアと瞳を持つ少女。年相応で元気。クウガから貰った帽子をよく被っている。


【武器・魔法等】

〇月光の聖剣

通常時は普通の直剣だが、"月光"の輝きが発生した際には精神の異常、干渉等に対して強い耐性を持つ。更に切れ味が増し、光波を飛ばした攻撃手段に転用することも可能。

「狩人の悪夢」に囚われた古い英雄であり、月光の聖剣の使い手であった「聖剣のルドウイーク」から授かった剣。この剣の素材全てが上位者と呼ばれる存在から産み出された現世とはかけ離れた元素で出来ている。その為、原則複製は出来ない代物。

輝きを解放すると、神秘的な青緑色の粒子を放つ。その光は理性を正す作用があると言われている故に、人は「導き」と呼ぶ。だが輝きを放つ事はすなわち、上位者に近づく行為であり、それを信じて委ねると他の有象無象の狂気や正気など関係なく、上位者側の存在に近づける行為となり、月光に呑まれたあと正気を喪ってゆく。故に知る存在からは「欺瞞の糸」と呼ばれた。

本来クウガ達は月光に選ばれていない為、輝きを放つことは出来ないはずだが、ルドウイークから授けたという行為から、不完全ながら一日に30秒のみ月光の力を解放できる。



〇Starlight

星光のような青い魔力を纏い、飛行、高速移動、防御、攻撃に転用する。

始まりの融合種であり、初代流星の先祖返りとして、融合種ミーティアが持つ固有の魔法。

但し初代流星は魔法ではなく"奇跡"であり、後述する魔法も含めて、あくまで「再現」である。

ミーティアのみで扱うと大した効果は無いが、契約者であるクウガに融合して発動すると、この魔法の総合力は跳ね上がる。これにより、流星群のように天と地を翔ける他、身を守るバリアにもなり、光線や魔力弾、魔力剣に変換できる。魔力の消費量によってより出力を調節することも可能。最大出力の際に放つ大きな魔力光線の名は「ディバインバスター」。それに合わせ、月光の聖剣を解放している時の最大出力は「ディバインバスター・スパイラル」。星光と月光の螺旋を描く。


〇Rising Heart

戦う相手が自身より強力である場合、もしくは自身や他者の身が危険に晒されている場合、一時的に魔法の出力が底上げされる

無意識下において発動する魔法であり、祈り。どのような敵も絶望も、彼らが諦めようとはしない限りこの魔法が彼らを手放すことはなく、力を底上げしてくれる。つまりこれは契約した彼らどちらもが持っている魔法である。その反面、あくまで出力強化であり魔力消費は出力に応じて多くなる。


〇Sphere savior

魔力光は七色になり、恒星のような魔力を纏い、飛行、高速移動、防御、攻撃に転用する他、味方にもその効果が付与されて能力を底上げする。

かつて流星が小さな伝説となった再現。「Starlight」「Raising Heart」のどちらもが極限に達した時、「Starlight」の発展型として発動する。そしてこれが頂点ではなく、これから先も成長する。一瞬のみを輝く流星だけでなく、この先も誰かと手を繋ぎ歩き続ける恒星、すなわち新たな太陽となる。これぞ創世神話マイソロジーの始まりである。


闇夜を超えろ、七色に煌めく恒星よスターライトブレイカー

「Sphere savior」にて放たれる最大の魔力付与であり極太の魔力光線。

状況によっては天霆轟く地平に、闇はなくガンマレイ・ケラウノスを超える攻撃力を持つが、殺傷力を抑えることが可能になっている。つまり直撃しても戦闘不能に持ち込む程度に抑えることが出来る。


【戦闘面の評価】

戦略面、戦術面において指揮の才能はない。あくまで個人の戦闘力で運用される側として優れている。近距離から遠距離まで対応しており。特に空中戦の適性が高く、高速飛行やバレルロール等で翻弄しながら攻勢に移るという戦い方が得意。前線寄りの援護も出来る遊撃手、といったところか。

融合した際は主にクウガが戦い、融合したミーティアがサポートする役割となっている。

クウガが剣とメインの魔力攻撃を担い、ミーティアは周りの状況を見て声掛けや援護攻撃や防御層の展開を行う。

二人で一人を前提としている為、対峙しているのは一人だけなのに二対一を強いられているような感覚になることだろう。実質視野が二倍になっているようなものなので、本来資格外になる攻撃に強い。


個々の評価としてクウガは融合時を除き魔力を月光の聖剣にしか使わない。その代わり、剣術は充分な経験とレイゴルトによる鍛錬により戦士としては立派な戦力となる。

反面、ミーティアはやはり融合時のサポートが前提の為、お世辞にも単体での評価は低い。視野が広く、咄嗟の防御や援護のタイミングは優れているが融合種である以上単体での出力に期待が出来ない。


故に融合することが前提で、万能型の戦力になる。

しかしながら同じ万能型である故の宿命として、総合力で上回る相手の攻略が厳しくなる。器用貧乏ではない為、ある程度無茶は効くが過度な期待は禁物である。

また現在は若く未熟である為、頭脳戦や絡め手に翻弄されやすいという弱点もある。

成長していけば上記二つをある程度解消出来るポテンシャルはあるので今後に期待である。

今後も残る弱点としてはやはり、まだ説得が何とかなると思っている間は殺すことが無いため、どうしても「何はともあれ殺す」に一歩遅れるところだろう。その課題は宿命であり、今後も折れなければ常に付き纏う弱点である。


しかしながらこの二人の真価は本質でもある「絆を紡いだ強く優しい星である」という部分である。

「Sphere savior」には味方にその星の光を付与して強化する効果があり、最終的な戦力は初代流星に一歩劣るが、この味方の強化は将来初代流星を超えるとされている。

大戦時の乱世と違い、今も充分荒れているとはいえ少しづつ纏まり始めている世界でこそ二人は力ではなく相互理解が重要と考えており、クウガ達の能力はまさにその相互理解の体現となっている。


勝利とは、あらゆる想いを

誰かや何かの強さや弱さを、認めてやれる雄々やさしさだということ。

即ち──他者だれかを愛せる寛容さ。

矛盾や理不尽は常に付き纏うが、それでも少しずつ思い悩みながら答えを出して、みんなで"勝利の先"を目指す相互理解の新たな太陽である。


【詠唱】


「『創生せよ、天に示した極晃を────我らは煌めく流れ星』」


「幼い日、星々を眺めながら誓った約束は、きっと辛い生涯たびじになる。」


『ああ、それでも。貴方はいつまでも傍に居てくれる。

そうだ、僕らは決して独りでは無いのだから。』


「ならば紡ごう、俺たちの絆を。

例え闇底に沈んでも、彼方の星を目印に、きっと共に歩めるから。」


『そして僕らは幾度の闇夜を超え、流星は新たな太陽と成る。』


「星々は集い、誓いは宇宙そらに、不屈の想いは我らの胸に。」


「『────さあ、俺たちの創世神話マイソロジーを始めよう。』」



「『極晃星スフィアノヴァ─────闇夜を超えろ、七色に煌めく恒星よスターライトブレイカー』」

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