人に顎で指示をする者どもへ

愚痴り場みえちゃん

第1話

タイトル『人に顎で指示をする者たち』。

90%男性だ。

横柄で嫌われ者、男のダメな所の詰め合わせな人々。

何かを取って俺に渡してくれと言わずに顎をしゃくって指示。

これだけでカチンとくる人もいるでしょう。

その顎で指示をしてる姿を鏡で見せてあげたい。

どれだけ醜いか、横柄で頭が悪そうに見えるか、しっかり客観視させたい。


後輩だろうと身内だろうと部下だろうと、人にモノを頼むのに顎でっていうのは、本当にダメだ。

礼儀がなってない。

なんのために口がついているのか、国語を勉強したのか。

きちんと伝えたいことがあるなら、喋れ。

そしてやってもらったからには最低限ありがとうとお礼を言え。

それが人の基本だろう。


上記の人たちは幼い頃に「ごめんね」「ありがとう」を教えて貰わなかったのだろうか⁇

仮に親が教えなくとも小中高と学生生活を送っていたら、教師に教わるはずだ。

それでなくとも同級生や同僚が、言っている姿を目撃しているはずだ。

何を学んで生きてきたのだろうか⁇

何をどうしたらそこまで落ちぶれるのだろうか⁇


よく家庭の話でも耳にする、お父さんがお母さんにモノを頼むときに「お茶をついでくれ」→「お茶」とそれだけ言うとか。

これも態度が悪すぎだろう。

親しき仲にも礼儀ありという言葉があるように、きちんとお願いして、お茶をついでもらったなら「ありがとう」だろう。


身内だからいいんだ、遠慮のない仲なんだと思っている男性も多いらしいが、身内とは言え妻は元は他人。

そこから家族を形成していくのだから、最低限の言葉もなしに信頼は成り立たないぞ。

それで成り立つと思っているのは夫だけで、ようするに勘違いだ。

この人は私を下に見ている。

きちんとモノも言えない、無礼者。

信頼してるからこそではなく、それは甘えだ。

妻は部下は後輩はアナタの召使いや奴隷ではない。

いついかなるときでもアナタを無限に慕うなんて思っていたら勘違いだ。


人は支え合い、言葉の掛け合い、もちつもたれつでないと関係性は冷え切る。

だから小さなことでも「ありがとう」「ごめんね」や挨拶は重要だと教育されるのだ。

その基本は絶対に忘れてはならない。


私も飲食店や販売店で顎で店員に指示をする男性客を見ると、若い時は腹が立っていたが、アラフォーな今では同情してしまう。

こうしてこの人は少しずつ嫌われて孤独になっていくんだな。

初対面の店員にさえもその態度1つで嫌われて、そして卑屈になっていくんだ。

自分を棚に上げて「最近の若者は〜」だとかもっともそうなことを言って反省の機会さえ失われていくんだ。と思うんです。


部下や後輩、身内と例えば外食の機会があったならば、

・時間を作ってくれてありがとう。

・楽しかったよ。

・これからもよろしく。

そして別れ際には

・気をつけて帰ってくれ。

・また食事しよう。

だとかの言葉があれば今後の関係は続く。

近しい人相手だからこそ、こういう言葉が尚更、必要なんだ。

近しい人相手を軽んじていたら、あっという間に人は去る。

無礼な態度をとられたら腹が立つ。

それは相手も同じ。

そこを忘れないでおこう。

自分は許されるだろうの甘え、それがあるから、これらの言葉を近しい人に言わなくなる。

結果、顎で指示なんていう行動にでる。


客観視というものがどれだけ大切かがわかる。

それができていないから、顎で指示なんてとんでもない不躾な行動にでる。

よくよく自分の行動を振り返ってみてください。

客観視したら度肝を抜くような失礼なことをしているときがあるかも、それを反省して次の行動に活かせるかどうかで人は変わる。


対人関係は言葉を大切に。

思っているだけでは伝わらない。

許してくれるだろうの甘えは厳禁。

人を大切にするイコール自分を大切にするということなんです。

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